Masterさんのコメント: 更新順
GANTZ PERFECT ANSWER(2011/日) | 『20世紀少年』に比べれば上手く収集できたと思うが、やはり設定を詰めきらないまま見切り発車している箇所が散見される。前後編あわせて4時間半を観せきった事は評価するが、あくまで原作の設定の力によるものであることは自覚すべきである。 [review] | [投票(2)] | |
ゴッドファーザー(1972/米) | 齢33にして、ゴッドファーザーを初めて観た。断片的なネタバレすら全く知らない状態で観たかった・・・。 [review] | [投票] | |
アンチクライスト(2009/デンマーク=独=仏=スウェーデン=伊=ポーランド) | もし、本作の「性的」なシーンによってラース・フォン・トリアーが観客に衝撃を与えるつもりであったなら、やはりぼかしては意味がない。成人映画でも性器露出を禁止する日本では無理からぬことだが、そのために本作の衝撃性が薄まったのは残念である。 | [投票] | |
英国王のスピーチ(2010/英=豪) | イギリス王室・吃音という題材的に難しいのは重々承知だが、コメディに振るか、もう少し抑揚のあるストーリー展開にしても良かったのではないか。どうにも平板な印象が拭えず、若干の消化不良を感じる作品である。 [review] | [投票(3)] | |
完全なる報復(2009/米) | 前提条件の必要十分でありかつごく簡潔な説明の巧みさは脱帽。ただ、オチのつけ方には苦慮した印象がある。 [review] | [投票] | |
ヒア アフター(2010/米) | イーストウッドの熱を感じない。『チェンジリング』や『グラントリノ』は溢れんほどに、そして『インビクタス』でも感じ取れたその熱がない。それをマイナスと感じるか、それはそれで良しとするかで評価が割れると思う。 [review] | [投票] | |
あしたのジョー(2011/日) | 主役二人(山下智久・伊勢谷友介)と丹下段平(香川照之)の造形は確かに一見の価値ありとは思う。だが、ボクシングシーンの高揚感のなさと「どこを削るか」だけのストーリー構築に失敗している様を見る限り、高評価するわけにはいかない。 [review] | [投票(5)] | |
毎日かあさん(2011/日) | 1話完結の短編漫画を長編用に組み替えるのはやはり難しい。その意味でここ数作の西原映画では下に評価せざるを得ない。 [review] | [投票] | |
ザ・タウン(2010/米) | 突飛な展開がない分、キャスト・スタッフの地力がストレートに出やすい作品だと思うが、この出来であれば十分合格点だと思う。 [review] | [投票(2)] | |
ヘヴンズ ストーリー(2010/日) | 長い話がやりたいのなら「真景累ヶ淵」でも完全映画化すればいい。努力とファイナンス能力は大いに買うが、だからといって作品が良いわけではないのである。 [review] | [投票] | |
GANTZ(2011/日) | 返せよ〜。ウィキペディアで大体の展開を読んだ時の期待感を返せよ〜〜。 [review] | [投票(3)] | |
冷たい熱帯魚(2010/日) | 「強欲は正義」とはこの作品のためにある言葉だ。村田夫妻には欲しかない。その欲に弾き飛ばされる社本(吹越満)はじめ、他の登場人物たち。社会の一部で起こるこういったどうしようもない現実こそ、映画に相応しい。 [review] | [投票(4)] | |
RED レッド(2010/米) | 悪くはないが物足りない。この手の話はあまり小手先でストーリーをこねくり回さず、どストレートを投げ込む方が良いと思う。 [review] | [投票(1)] | |
グリーンホーネット(2011/米) | とりあえず、本作はミシェル・ゴンドリーがやるべき仕事ではない。3Dの必要性も全くない。ラストのアクションシーケンスがなかったら全く救いようのない作品である。 [review] | [投票(3)] | |
海炭市叙景(2010/日) | ウェルメイドな作品であることは首肯するが、全てのエピソードが地方都市の場末感と閉塞状況の描写に終始しているのには辟易する。これが現実と言われてしまえばしょうがないのだが、もう少し何かあるだろうという気持ちは抑えられなかった。 [review] | [投票(1)] | |
アンストッパブル(2010/米) | 明確な敵キャラを設定できない話であるので、基本的には「列車を如何に止めるか」という点だけに集中すれば良く、その意味では作りやすかったのではないか。 [review] | [投票] | |
ソーシャル・ネットワーク(2010/米) | 登場人物の性格設定をかなりエッジの効いたものにしているので、話が時系列や舞台の面で相当錯綜するわりに分かりやすい。 [review] | [投票(4)] | |
キック・アス(2010/英=米) | 突拍子もないものか、ベタなネタが大好きなもので、最初のシーケンスで心鷲づかみ。ニコラス・ケイジというキャスティングがとても良い塩梅である。 [review] | [投票(1)] | |
トロン LEGACY(2010/米) | 映像・音楽は良い。その分、ストーリーの練りの甘さが目立つ。IMAXでないとちょっと厳しいのではないかと思う。 [review] | [投票(1)] | |
デイブレイカー(2009/豪=米) | ヴァンパイアが人間を「飼う」という設定には惹かれるものがあったが、どう落とすかという点において自信がないように見えた。 [review] | [投票(5)] |