セントさんのコメント: 更新順
パイラン(2001/韓国) | 期待していた以上にほろりとさせられた素晴らしいこころの映画。 [review] | [投票(1)] | |
青春の殺人者(1976/日) | 今から見るとダサい青春。ホントにヘタな水谷、原田。勢いで持っていったような映画だ。市原の母親と息子との近親めいたやり取りが殺人に至るまでが白眉。女って怖いわ。脂肪の汁が滴る感じがよく出ている。 | [投票] | |
ふたつの時、ふたりの時間(2001/台湾=仏) | ミンリャンの、またいつもの、ひたすら心を見つめていく文法は健在だ。女のほうの内側が説明不足だが、それでもパリも同時進行し、ラストは素晴らしい心の通い、広がりになった。 | [投票] | |
山猫は眠らない2 狙撃手の掟(2002/米) | 映像はきれいです。本格的スナイパーを期待してたんだけど、ベレンジャーが魅力なくなってるね。銃弾戦は迫力あるも、ラストが盛り上がらず。でも、まあまあかな。 [review] | [投票] | |
法王の銀行家 ロベルト・カルヴィ暗殺事件(2002/伊) | 欧州では有名な事件なんだろうが、全く無知の僕にとっては最初の30分は苛酷であった。ヨーロッパにおけるバチカンの存在、闇の金融、フォークランド紛争。俳優が超一流なんでなんぼか見れるが、日本人にはきつい作品となった。 [review] | [投票] | |
テープ(2001/米) | 登場人物三人だけ。モーテルの狭い一室だけが舞台。ホークの捨て身の演技。サーマンの余裕。レナードの実直性。演技のぶつかり合い。ストーリーも面白いわ。私は、ミニ「12人の怒れる男」だと思いました。秀作。 | [投票(1)] | |
おばあちゃんの家(2002/韓国) | いかにも韓国の田舎らしいみずみずしい映像。この映画の一番優れているところは、セリフがなくても、映像から僕らに訴えたいことをきちんと伝えてくれていることだ。それは映画の基本なんだ。最近やたらセリフの多い映画に慣れている僕らだが、 [review] | [投票(2)] | |
ギャング・オブ・ニューヨーク(2002/米=独=伊=英=オランダ) | 映像はきびしく醒めて美しく、夢幻でさえあった。アメリカの創始、人間の営みの動的なことよ。この荒々しさを映像で可能とした。その驚き。映像の叙事詩としても特筆もの。 | [投票] | |
EX エックス(2002/英=独) | 文句なしに楽しめる娯楽映画。凝ったストーリもなく、出演者が若いからさわやかだ。スノーボートを道具に使うところが面白い。ヘリによる追っかけをスキーで逃げる大迫力シーン。面白いです。合格点。そんなに金かけなくてもほどほどのもの出来るじゃん。 | [投票(2)] | |
g@me.(2003/日) | 原作か、シナリオがいいのか、とにかく日本映画ミステリーでは傑出した出来栄え。嬉しいね。また、主演の二人はホントきれいだね。洗練されたミステリーだ。昨年の「木曜組曲」に匹敵。こういう映画もっとみんなに見てもらいたいなあ。 [review] | [投票(3)] | |
完全なる飼育 秘密の地下室(2003/日) | 「完全なる飼育」そのものの意味を、二転三転させるくだりが面白い。このシリーズでは一番の面白さ。感心した。 [review] | [投票] | |
蕨野行〈わらびのこう〉(2003/日) | ある村では身分に拘らず60歳になると、山の上に置き去りにされる。その、老人たちと家族との思いを、秀逸な映像と達者な俳優で日本の四季をもとに鮮烈に描いている。姥捨山の後日談とでも言おうか、人間の哀しみがしんしんと伝わりました。 | [投票] | |
ALIVE(2002/日) | ハナシとしてはすこぶる面白いんだが、マンガっぽいところが出すぎかな。哲学的雰囲気が出ていればたいしたものなんだろうけど。音楽はすごくいい。感心。ラストのあの音の処理、いいよ。 | [投票(1)] | |
この女たちのすべてを語らないために(1964/スウェーデン) | まあ、でも女優たちは好き勝手いろいろ出番があり、それなりに楽しい。しかし、それだけ。ベルイマン、喜劇は好きなんだろうな。しかし、合わないんでしょう。演劇が好きな人だから、喜劇は基本中の基本なんだけどね。 | [投票] | |
キル・ビル(2003/米=日) | 劇画部分が一番残酷で気持ちが入ってしまうシーンなんだが、タランティーノは全篇真面目なんだろうな。あらゆるシーンで日本人を意識する、また実感する記憶の彼方の70年代は彼にとっては夢の時代だったんだ。 [review] | [投票] | |
マトリックス レボリューションズ(2003/米) | 2より出来もいいと思う。じっくり丁寧に描いている。1は能書きが全篇。2はアクションと愛。3は能書きプラス永遠の愛と魅せるCGアクション。好きだなあ、僕は満足です。キアヌ、いつも髭剃ってるけど、剃ってる暇なんかない筈だぞ、不精髭でよかったのに。 | [投票] | |
傷跡(1976/ポーランド) | いやー、キェシロフスキにもこういうワイダ風の映画があったんですね。まともに、党、監督官が出てくる。いつもの心の移ろいを期待している観客には絶句。それなりに楽しめたけどね。これが長編デビュー作なんだ。 | [投票] | |
終わりなし(1984/ポーランド) | 死者の視線が全篇を漂う。また、愛を突き詰め、うごめき、足元はふらつく。喪失感とはこういうものなのか。ラストは、それでもずるいと思う。簡単すぎる。こんなものじゃない。けれど好きな映画です。 | [投票(1)] | |
私は好奇心の強い女(1967/スウェーデン) | 映像もきれいでなかなか力作。ドキュメンタリータッチの中に恋愛の芽生え等サービス精神も旺盛。今見ても秀作。レナ、意外と身体に自信のないとこなど可愛い。 | [投票] | |
マッスルヒート(2002/日) | ストーリーはこちらが想像した通りに進む。子供を使ってるのがうまいね。加藤雅也に凄みがあればね。ちと惜しい。 | [投票] |