掲示版: 話題「採点の「基準」とは？」 (muffler&silencer[消音装置])
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| 採点の「基準」とは？ | ||
| muffler&silencer[消音装置] | 2001年09月07日01時22分更新 | |
| 皆さん、こんにちは。毎度お騒がせs&m[消音装置]です。
実は、以前から、皆さんにずーっと訊いてみたかったことがあります。それは、皆さん「なり」の5点から1点の採点の基準です。 勿論、「採点の目安」として舘村先生は以下のように区分されていらっしゃいます。 5点＝「お気に入り」「特にお薦めです」「とてもよい」「何度でも見たい」「いつでも見れるように家に持っていたい」 4点＝「かなり面白い」「お薦めです」「よい」「映画館で金払ってもよい」 3点＝「それなりに面白かった」「まあまあよい」「一応、合格点」「ビデオで借りて見るくらいの価値はある」 2点＝「おすすめしない」「自分の趣味ではない」「よくない」「ただなら見てもいいか」「TVでやってたら見ても害にはならない」 1点＝「みるだけ時間の無駄」「ただでも見ない」「金返せ」「最悪」「どんなに暇でも世の中にはこれを見るより他にやることがあると思う」「国際便の飛行機でやっていたら耳栓をして寝るべし」 注：読みやすさのために、ここで一旦切り、次の投稿に続けます。 | ||
| Re: 採点の「基準」とは？ | ||
| 死ぬまでシネマ | 2001年09月07日01時55分更新 | |
| ぼくは基本点３点の加算・減点法を採用。当然多くの作品は３点に入る。
５点：I love it! 大満足。他人にもにじり寄って奨める。映画的完成度に唸る。これは歴史に残すべし。 ４点：「普通の映画」「その他大勢の映画」から頭一つ飛び抜けている。映画的完成度合格。５点までは行かない。 ３点：まあまあ楽しめた。普通の映画。許せる。 ２点：映画完成度が低い，作品として出すならもう少し何とかして欲しい。映画として許せない所がある。 １点：観た途端に激怒。なんだこれは！と口角泡飛ばし，昏倒。 勿論ぼく個人の主観による判断ですが，３点以外の映画に関しては自分なりに客観性を持とうとしています(全然そうでないことはこの批評空間で明らかになりましたが)。 | ||
| Re: 採点の「基準」とは？私の場合 | ||
| kinop | 2001年09月07日02時05分更新 | |
| 私の場合は、
★５･･･欠点や他人の評価など気にもならないＡ評価 ★４･･･数箇所だけムムムッ。けど大好きな作品でお勧め。 ★３上･･･３．５〜３．９は結構面白い。見て損はしない。これが一番曲者。 ★３下･･･３．１〜３．２はちょっと期待はずれ、いま一歩 ★２･･･最後まで見れるけどつまらん、単調。良いシーンもあるし、設定も面白いのに生かしきれてない。 ★１･･･許せないぐらい理不尽。生理的に拒否反応を起こす。 です。 ★３と４のあたりが一番悩ましいところで４予備軍がいて、その日の気分で４になったり３になったりします。私の場合は人から見たら２も４になったり、その逆に５が１になったりしますが、天邪鬼ではなくて単なる好みの問題だと思っています。とは思うものの自分の好きな映画に他の人が★５だと嬉しいし、逆に★１でキツイコメント書かれるトへこみます。きっと皆さんも同じかなと思いますが勝手なものです。 | ||
| Re: 採点の「基準」とは？ | ||
| muffler&silencer[消音装置] | 2001年09月07日02時05分更新 | |
| 僕の基準は、
4点＝「愉/痛/爽/豪快」「気持ちがよくわかる」「パオ〜」 3点＝「快」「気持ち／はわかったorはよくわからないが、こいつあ何かありそうな気がする」「ハオ〜」 2点＝「不/不愉快」「気持ちはわからんし、つーか何もないんとちゃうの？」「ハア？」 実はこの範囲で完結しているのですが、その上の5点と下の1点は形而上学的評価とでも言いましょうか...言語化すれば、 5点＝「……(熱汗)」「圧/卒/抱腹絶倒」「気持ちがわかるとかわからんとかの問題じゃない」「パオ〜ン」 1点＝「……(冷汗)」「罵/転/本末転倒」「気持ちがわかるとかわからんとかの問題じゃない」「ハア〜…」 よって5点も1点も実は「心の揺さぶられ度」だけ見ると結構似てます。しかも、5点の作品も、例えばいろんな事情で見るのが辛いゆえに「何度でも見直したい」とは思う作品は少ないです (が、DVDを買ったら買いたいリストではあります)。実際、衛星放送やCSなんかで放映してて、見直してみようかと思うのは3点の作品が多かったりします。 僕にとって5点の作品とは、本当は点数さえ付けたくない、コトバさえ綴りたくない(♪ことばにすれば嘘に染まるう〜♪)、「好悪」「良悪」「相対性」を越えて心を衝き動かされた作品です。 注：更に続きます。 | ||
| Re: 採点の「基準」とは？ | ||
| モモ★ラッチ | 2001年09月07日02時34分更新 | |
| 僕個人としての採点の基準としては、３点（普通の映画・でももう観ないだろう）を境に４・５点が好きな映画・もう一度観たいなあと思わせる映画・こういう映画を観たいがために映画を観ていると思わせる映画、１・２点が嫌いな映画・観たことを後悔する映画です。４点と５点の境、１点と２点の境は思い入れです。たとえば『隣人は静かに笑う』や『ユージュアルサスペクツ』も『裏窓』（リメイク）や『悪魔のような女』（リメイク）も楽しめなかったと言う点では共通しているのですが、後者２作品がリメイクでオリジナルに泥を塗ったという感情があるために１点になります。反対に４点ではなく５点をつける映画は、宝物のような映画、死ぬまでに何度も観続けるであろう映画です。kinopさんのおっしゃるように要は好みの問題ですが、同じ価値観を共有出来ることは嬉しい事です。 | ||
| Re: 採点の「基準」とは？ | ||
| muffler&silencer[消音装置] | 2001年09月07日02時46分更新 | |
| 正直申し上げます。
今回、『ID4』や『タイタニック』『ダンサー･イン･ザ･ダーク』『ショーシャンク』など賛否両論しかも、コメントや投票で熱い戦いが繰り広げられましたが、その中でユルシアさんの「話題作に1,2点を付けることがステータスになってないか？」という疑問を投げ掛けられておられました。その逆パターンで、「キューブリック作品や所謂ヌーヴェル･ヴァーグに4,5点を付けるのがステータスになってないか？」というコメントもあったと思います。 「なるほど、あるかもなあ」とは思いますが(点数を付けたコメンテーターが卑小化されそうな気もします)、白状すると、僕は「ステータス」とかはどうでもよく、例えば『ショーシャンク』や『タイタニック』などはあまりの人気ぶりの高得点に「この高得点はないだろー。よし平均点下げたれ！」といった「点数調整的」意味で1,2点(4,5点)を付けてました。 でも、よく考えてみると、映画の評価には客観性など凡そ不可能であって、点数調整にしたって「『客観的評価者･コメンテーター』みたく勘違い自負、エゴの表れ」になるなあ、と。 それゆえに、それぞれのコメントや平均点を見ずに、直感的に点数を何度か付け直し、ようやく今ある程度納得行く点数に落ち着いてきました。1点の作品も5点の作品も30作品近くに絞られ、胸を張って「こいつあ、焚書ならぬ焚映画！[(c)ボイス母様]」or「こいつあ、オイラの宝物！」と言える映画が固まってきたと思います。 そうこうしているうちに、皆さんはどういう基準で点数を付けていらっしゃるのか、非常に興味が出てきたわけで。 例えば、僕はコメント投票した方、あるいは、していただいた方のプロフを覗いては、「共通に好きな映画」「グラフ」チェックをするのが習慣になってまして。そこで5点/1点の作品とかが異様に多いと「薄利多売」じゃないけど「傑作/駄作のデフレ」って感じがするんですよね。いや、ケチつけるわけじゃないですが。 前フリが長くなりましたが、そんなこんなで皆さんはどういう「自分＜なり＞の基準」がありますか？また、僕のように、最初の頃の基準と段々変わってきたようなことはありませんか？結構、面白い意見がありそうな気がします。忌憚のない意見、どうかお聞かせください！ あっ！死ぬまでシネマさん、kinopさん、ドラゴン･スクリューさん、早速のres有難うございます！ | ||
| Re: 採点の「基準」とは？ | ||
| torinoshield | 2001年09月07日06時24分更新 | |
| 初めまして。muffler&silecner[消音装置]さん。
torinoshieldと申します。なんか面白そうな話なので書きたくなりました。
>「グラフ」チェック は自分にとっては新鮮ですねえ。どれどれ
muffler&silecner[消音装置]さんとの「共通に好きな映画」は…
おお！共通の５点がたった２個（笑）。なるほど、これは参考になります。
さて、「自分＜なり＞の基準」ですが以下のような事は考えます ・飛び抜けた「何か」があれば脚本、演出などがダサダサであっても５点。 ・作った人達がどこを見て欲しいと思っているのかを考え、その部分を評価します。 ・映画館で見ないと良さが伝わらない映画は点数が高くなる。 ・上記のことを踏まえつつ、無心で見て面白かったか。 逆に言うと別段飛び抜けた箇所もなく、何を伝えたいのか分からず、ビデオで OK、雑念が入る映画は２点。飛び抜けた「何か」どうしようもない物が入って いた場合は１点、と。 まあ、仕事も趣味ももっぱら物を作る事をしていますので自分の場合は かなり作り手側に偏った評価になるとは思っています。 >emauさん 早起きですね〜。私はこれから寝ます。 | ||
| 主観のみなので「人にお薦めかどうか」や「歴史的価値の検討」は基準にできません。 | ||
| tredair | 2001年09月07日06時33分更新 | |
| 訂正個所があったので一度削除しました。torinoshieldさん、そうです、今日は遅寝＆早起きなのです（笑）
で、本題です。死ぬまでシネマさんとほぼ同じ基準での加算・減点法です。 違うのは、5点の欄から「他人にもにじり寄って奨める＆これは歴史に残すべし」が無くなり「フラッシュバック度・反芻度が高い」が入ること、2点に「本当は1点をつけたいところだが、映画としてステキなところもある」が加わること、1点の欄の「見た途端に」が文中から抜けること、そして、すべての点に対し「客観性に欠けている」ことです。…最後の違いが大きすぎでしたら、軽々しく「ほぼ同じ」などと言ってしまいどうもすみません。＜死ぬまでシネマ様 また、1点をつけるのは「表であれ裏であれテーマや状況設定が（個人的に）耐え難い気がする」ときと「映画＆映画館を愛する心を踏みにじられた気がする」ときだけです。 「調整」については、例えば「ブニュエル作品は全部5点！」ではやはり節操がないように思えるので「同監督の作品群で」という観点での相対評価はするよう努めています。けれども、「CinemaScapeにおける個々の映画の一般的評価について」や「自分が採点したすべての映画における相対的な評価について」という点を考慮して採点したことはないので（チュウチョはしますが）、ひねくれっぷりもデフレもきっと凄いことでしょう…。＜実は最も考えたくないところかもしれません。 5点つけるものには「思い入れ」が加わるのでそれがまさに「Love」だと思うのですが、（いくつか例外はあるものの）基本的に「映画は映画館で1度見られればそれで幸せ」と考えているので、「ソフトを所持したいかどうか」「繰り返し見たくなるかどうか」ということを念頭に採点したことはありません。 でも、上映権切れ or めったに上映されない映画についてはどんどんビデオ化して広く流通してほしいです…。って、これは別のスレッドですね（笑） | ||
| Re: 採点の「基準」とは？ | ||
| ボイス母 | 2001年09月07日08時27分更新 | |
| 基準〜ワシの場合〜
5点＝一生、とっときます。宝物です。繰り返し観ます。記憶の中でも反芻します。本気でスキなので、あまりヒトには勧めません。（後で、「えー！？あんなのの何処がイイのぉー！？」って言われたら、激しく悲しくなるから） 4点＝繰り返し観ます。記憶の中で反芻します。大切です。 3点＝映画がスキなら「観ておいて損はナイ」と思います。 2点＝ワシは全然好みではありませんが、お好きな方もいらっしゃるカモ。お好きな方はドーゾ。 1点＝監督もろともマザーフィルムと抱き合わせで、燃やしてしまいたいです。コレは「害悪」です。地上からの抹殺希望。焚書扱い。要注意。 ・・・というトコロでしょうか？ いわゆる、「主観」ですね、あくまでも。 「コレは映画史上意義がある」と思っても、自分の宝物「手中の玉」にするほどでなければ評価は「3点」どまりです。 いわゆる「くだらない（バカ系）娯楽作品」でも何度繰り返してみても面白く、楽しめれば「4点」どうかすると「5点」つけたりもしますもの(^-^; | ||
| Re: 採点の「基準」とは？ | ||
| トシ | 2001年09月07日09時32分更新 | |
| 私の基準でいいますと、５点…人がなんといおうと良い映画（主観、客観とも）。 ４点…客観的に良い映画だろうと思うもの、人に薦める。 ３点…まあまあから、ちょっと問題ありまで ２点…くず、カス、なんじゃこりゃ的映画 １点…まだ点けたことがありませんが、映画じゃない（ちょっと判断に難しいですが）ものと遭遇したら点けるかもしれません。 映画に点数を付けるという行為は、基本的には自分のためなのかも知れません（自分の価値基準を人に知らせたいとか、同じ価値をもった人を見つけたいといった）また自分自身を確認するという行為なのかとも思っています。 こうして人が作ったものに対して、勝手な評価、批評（特に、悪意に満ちたものなどは）をすることは、製作者にとって面白い筈がないでしょうし、的はずれに褒められても本意ではないと思います。価値ある批評は、製作者にいい影響を与え、次の作品をより良いものにするものなのかも知れません。だから私にとっての映画批評は、基本的に私的、またはサークル的なものだと思います。だからこそ面白いんですけど。 | ||
| Re: 採点の「基準」とは？ | ||
| ピロちゃんきゅ〜 | 2001年09月07日11時26分更新 | |
| コメントを書く時点の気分ですよ。はっきり言って。ただ、基本的に皆さんの意見を全部よんでから点数をつけるので人に左右されないわけがないんです。ま、極力、自分の思った点数が基準ですけど、全員が５点コメントで１点つける勇気はなかなか出ない。「い、い、２点」ってなっちゃうわけです。そんなのいっぱいありますね。でも逆は無いな〜。
まぁ、気分屋なんで、自分自身の中で「あれが５点でこれが４点？」「あれが３点でこれが４点？」が付きまといますが、そう感じたんだからそれでいいのだ！と。しいて法則を挙げれば…直感（５点満点）-許せない何か（１点）+許せる何か（１点）+ヒロイン（100点満点、ただし-100点もあり）。だから『鉄道員』が満点なのだー！あ！だから興味のない女優の場合は純粋に評価できるのか！自分が少し判った気がする。 コメントが増えるうちに最初の頃につけた点数の理由がわからなくなってきたものも多数。コメントと共に書き換える方向で、がんばります。しかし、こんな基準で許されるのか？ | ||
| Re: 採点の「基準」とは？ | ||
| はしぼそがらす | 2001年09月07日15時29分更新 | |
| はじめまして。
ボイス母さん、ピロちゃんきゅ〜さんのレスに思わず激しくうなずきました。私もほとんど気分で採点してしまっています。少なくとも、自分の中での採点に関する一貫性、相対性はかなり乏しいです。 最近はとりあえずコメントを入力して、それから採点するようにしています。ちなみに私自身の大まかな目安は、 ★５…度肝を抜かれる、魂を抜かれる、ちからこぶしを握ってふりまわす ★４…ふーっと感激のため息をつく、笑顔になる、「おぬしもやるのう」と思う ★３…うんうんと頷く、にやりとする、登場人物を「役」ではなく「俳優」として応援する ★２…首を45度以上かしげたくなる、「ああ〜もお〜」とうめく、悲しくなる ★１…歯を食いしばる、出家したくなる、空手のウォーミングアップを始めたくなる という感じです。また、「何度も観たい映画」というよりはむしろ「何度も観たいシーン、聞きたい台詞」というのが多く、そういうシーンのある映画は全体で判断がとても難しいんですよね。 こちらのコメントを拝見して、良い評価であれ悪い評価であれ、インパクトのある批評を受けている映画は、是非自分でも観てみたくなります。同じ価値観に出遭う喜びや、全然違う価値観のと出遭う新鮮さがたまりませんよ〜。 | ||
| Re: 採点の「基準」とは？ | ||
| わっこ | 2001年09月07日16時34分更新 | |
| 私の採点の基準は。 ５点･････すごく良い出来栄え、何度観ても飽きない、オチが良い、衝撃的ラスト等。 ４点･････良い出来なんだけど少しばか欠点が有り、(大抵はラストのオチでこの点数が決まる。)３点･････そこそこの出来、良くのなく悪くもなく。(中途半端な出来の作品に良くつけます。)２点･････かなり出来が悪い、(後半から納得のいかない展開が続く時にこの点数をつけます。)１点･････最悪、駄作、全体的に納得できない出来、(前半も詰まらない、もしくは中途半端で後半からもっと最悪な展開になる作品につけます。)私は古い作品で高得点をよくつけます、まあ理由としてはテンポのよさやストーリーのよさ役者の演技力のよさがあるのが理由です。 | ||
| Re: 採点の「基準」とは？ | ||
| cinecine団 | 2001年09月07日21時02分更新 | |
| 殆どの映画は★２〜★４で採点します。
★２…特に好きな映画ではない。［もう二度と観られないとしても後悔はしない］ ★３…自らは推さないが、人に問われれば「面白かった」と薦める。［いつか再び観たいと思う］ ★４…思い出すだけで幸せになれる。［何度でも、何時までも観つづけたい。家に持って帰りたい］ 先日計算したら、自分の採点の平均点は★2.7位でした。 他に各々2.3％程度の例外扱いで★１と★５があります。 ★１…［自分の目に触れなくても、その映画が存在している事、それ自体が不愉快］ ★５…［キートンの様に、あちら側に行ってしまいたい］ | ||
| Re: 採点の「基準」とは？ | ||
| Yasu | 2001年09月07日21時11分更新 | |
| 私もピロちゃんきゅ〜さんに全く同感です。ただ私の場合、気分というよりは「主観」と言ったほうがいいかも知れません。
好きな俳優が出ていれば作品に多少アラがあっても★4とか、古い作品でプリントがボロボロの状態（傷、コマ落ち、カラーなら褪色etc.）で観た映画はマイナス1点とか、極端な場合はセリフ一言で★5になる場合だってあります。 そんなわけで、実は自分の中で★5の基準はどうだとか、★1はどうのこうのとか理路整然と説明できるわけではないんです。いい加減なようですけど、もしかしてそういう方は他にも結構いらっしゃるのでは？（と、助けを求めてみる） ただ、ピロちゃんきゅ〜さん同様、他のコメンテータの方の意見にはある程度影響されてしまいますね。大絶賛で★5ばっかりの映画だと、自分では★4と思っていても「ん〜じゃあオマケしてオレも★5」と思ったりもしますし、「何だこりゃ」と思った映画でも、平均点が高いと★2を付けるのは勇気が要りますし、その逆もまた然りで…。あ、でも『シベリア超特急』で★5を付けたヒネクレ者は自分だった…。 | ||
| Re: 採点の「基準」とは？ | ||
| kazya-f | 2001年09月08日09時45分更新 | |
| いやいや、このはなし、私もまぜてください。みなさんはじめまして。kazya-fといいます。
私も基本的に死ぬまでシネマさんや、emauさんと同じ、「基本は３点」以下加点減点方式です。以下整理してみますと、
５点・・めちゃくちゃ好き。観終わった後しばらく余韻にひたる。その映画について「語って」 しまうことがままある。 ４点・・楽しめる。人におすすめしてなんら恥じることがない。単館系映画に多い。 ３点・・リラックスしてみることができる。ハリウッド娯楽大作に多い。 ２点・・観ながら寝てしまうことがあった。もしかすると、自分の理解力不足が原因で理解でき ないだけかもしれないと自省する。 １点・・２度と観ないだろうと思われる。万が一自分の力不足であったとしても、それを理解す ための努力をしようとは思わない。 このようなところです。Yasuさんや、ほかの方々もいわれているとおり、コメントするときに、他の方のコメントに影響されてしまうこともあります。しかし、そこは他の方のコメントによって新しい発見があったりと、悪い影響ばかりでもなさそうなので、気にしないことにしています。また、気分で採点することも多いので映画「A」よりも「B」のほうがすきなはずなのに、点数が逆になってしまったり、あとから見直すと採点に不備があることに気づいたりすることもあり、そんなときはできるだけ書き直すようにしています。 基本的に採点は甘めなので、３点が基準のはずが、４点もメインになってしまってますが・・ | ||
| Re: 採点の「基準」とは？ | ||
| アルシュ | 2001年09月08日13時29分更新 | |
| s&m[消音装置] 様他、「話題作に１、２点の方＝ステイタスのため」発言は、それらの方全てという様な偏見に満ちた書き方でした。気分を害された方失礼しました。どなたかにご指摘も頂きましたし、自分としても熱くなっていて、冷静になってみるとヤバイと感じていたのでニュアンスを修整した次第です。人間的にまだまだ未熟ですので、これからも何かありましたらご指摘下さい。
さて、自分の採点基準は ★５点 別格。関係者に戦車をプレゼントしたいくらい。 ★４点 感動・爆笑・驚愕・クール等のいずれか。ＤＶＤを買ってもよい。 ★３点 バリュー価格なら映画館にいってもよい。及第点。 ★２点 許せない・共感できない・笑えない・しらける部分もあるが、自分が映画を作れるわけではないので、なんとかいい部分を認めよう。 ★１点 コンピューターウイルス掘削爆弾を搭載した零戦で爆撃して、真っ二つにしてプールに沈没させ置き去りにしたい。 ちなみに連想されるであろう作品は、自分の採点には無関係で〜す。 | ||
| Re: 採点の「基準」とは？ | ||
| G31 | 2001年09月09日00時46分更新 | |
| 私の中では、映画の評価というのは絶対的なものなので、なぜ他の人が私と違う点数をつけるのか、まったく理解できません。・・・というのは冗談ですが、いい機会なので私も書かせていただきます。プロフィールに書いた頃と特に変わってませんが、ちょっと別の観点から。ついでに自分ではこのサイトに訪れる前から100点法(5点刻み)で採点してたので、それとの対応表も。
★５＝もし、映画の神様が存在するとすれば、間違いなくこの映画には降臨している！？(95、90点) ★４＝有意義な２時間を過ごせた。今日は映画を観に来て本当によかった。(85、80点) ★３＝金払った分は楽しめた。こんな映画ばっかりだったら物足りなく感じるけど。(75、70点) ★２＝もっと別のことに金使えばよかった。金返せ！(65、60点) ★１＝当然全額返金していただいた上で、２時間に渡って被った心理的苦痛に対しては、別途賠償をご請求申し上げます。(55、50点、それ以下) ただ単に｢面白い｣とか｢つまらない｣とかじゃなくて、自分の基準に少しでも客観性を持たせようとして点数評価をしてるわけですけど、客観と言っても、他人と話す時に必要な、自分の中で明確にしておきたい基準、てな意味で、他人から見りゃまったく主観以外のなにものでもないかと思います。振り返ってみると結構ブレがあるのは認めざるをえませんね。ただ、何かの折に観直したりすれば別ですが、その時そう感じたことの方を尊重したいので、あまり点数を直したりはしません。コメントはよく直しますが・・・。 昔は映画を点数で評価するなんて暴挙だと思ってましたが、いまや点数で評価できないものは何もない、と思うに至っている今日この頃です。 | ||
| Re: 採点の「基準」とは？ | ||
| mize | 2001年09月09日02時03分更新 | |
| こんばんは。入ったばかりの頃は、採点にとても悩みました。★５や★１など、極端な映画は悩まなかったのですが、その中間の映画が難しかったです。でも、最近は自分なりの基準が出来てきたので少しラクになりました。ベースを「自分はまた観たいか／友人等がこの映画を観たらいいかと聞いてきたら勧めるか」の２点でみて、自分の気持ちですごく迷ったら、後者の面でどうなのか…またはその逆で決めています。
５点…何度でも観たい。今すぐにでも観たい／もちろんお勧め ４点…またいつか観たい。今すぐは少し面倒／もちろんお勧め ３点…ＴＶでやってて暇なら観るかも／観たいなら一応観てみたら良い ２点…観ない／勧めないが、そんなに観たいなら一応観てみたら良い １点…絶対に観ない／絶対に勧めない。悪い事は言わないからやめたほうがいい 話題作などの★１についてですが、自分の場合は、例えば同じぐらい性格の悪い人が２人いるとして、１人は周囲の評判が悪いのですが、もう１人は何故か人気者だったりしたら、どうしても後者の方がより性格が悪くみえてしまって★１にしてしまうという…うーん、全然いい例えじゃないですね…よく考えたら性格が悪いのに人気者っていうのは、本当はいい所があるのが自分に見えてないのか、その人がとても外面のいい策略家なのかっていう判断も難しいですし…。うーん、やっぱり難しいんですね。なんだか、訳がわからなくなってしまいすみません。 | ||
| Re: 採点の「基準」とは？ | ||
| muffler&silencer[消音装置] | 2001年09月10日00時57分更新 | |
| 死ぬまでシネマ様、kinop様、ドラゴン･スクリュー様、torinoshield様、emau様、ボイス母様、トシ様、ぴろちゃんきゅ〜様、はしぼそがらす様、わっこ様、cinecine団様、Yasu様、kazya-f様、ユルシア様、Ｇ31様、ザ･ミゼラブル様、resありがとうございます！
内容から分類させていただくと凡そこういう傾向になるでしょうか。(間違っていたらスミマセン) 1●映画の完成度数。他人へのオススメ度数。(故に客観性を帯びる)……死ぬまでシネマさん、ボイス母さん、わっこさん、cicecine団さん、ザ･ミゼラブルさん 2●減点法的。満足度数。……kinopさん、トシさん、はしぼそがらすさん、cinecine団さん、kazya-fさん、ユルシアさん、G31さん、ザ･ミゼラブルさん 3●作品世界への愛着度数。ハマリ(反芻)度数。……ドラゴン･スクリューさん、emauさん、ボイス母さん、cinecine団さん、Yasuさん 4●惹きつける「何か」魅力度数。……torinoshieldさん、cinecine団さん、Yasuさん 5●直感的度数。……ぴろちゃんきゅ〜さん、はしぼそがらすさん まあ、結局はこの5つすべてがない交ぜになっているんでしょうけど。点数の区切り方から言っても、僕はcinecine団さんに一番近い気がします。 オススメ度数はかなり難しいですよね。別スレッドでお気に入り批評家の話題もフリましたが、他人に映画だけでなく何にしろモノを勧めるのは、本当に難しい。自分の感動が相手も体験してくれる保証は勿論ないし、おまけに「何あれ？趣味合わないねー」とか言われた日にゃあ寒すぎますもんね。 他のコメントに左右されることがあるというのも当然頷けます。自分のお気に入りコメンテーターさんのコメントなんか特にあります(笑)。ボイス母さんの『ピースメーカー』とか(笑)。 この間『蝶の舌』という作品で、僕は2点評価を付けたんですが、後日tomwaitsさんとペペロンチーノさんのコメントを読んだだけで3点に上げちゃいそうな気持ちになりましたもんね。映画見た時、自分では気づかなかった、見落とした点などを教えていただいたりして、それが思わず膝を打つようなものだと、やっぱりもう一度見直してみたくなります。僕は、そういう体験が嬉しくて、このシネスケに参加しています。 あと余談ですが、emauさんの『告発の行方』や『フォレスト･ガンプ』、cocoさんの『A.I.』、死ぬまでシネマさんの『ブレア･ウィッチ』、cinecine団さんの『ディア･ハンター』、WaitDestinyさんの『ボーイズ･ドント･クライ』、ボイス母さんの『クレイマー、クレイマー』エトセトラエトセトラ、自分の心の中で明確に言語化できぬまま携えていた気持ちを、説得力のある言葉でズバリ代弁していただけた時の爽快感。ますますシネスケにハマっていくのでした。 閑話休題。ユルシアさん、勝手にお名前使ってしまってすみませんでした。自分の中でも採点について色々考えさせられるいい機会を与えていただいたと思っております。それから、こうして、皆(というより自分？)が「自分はこういう基準で採点してるぞ！」という気持ちを明確に表せる場所を設けてみたいと思ったわけですし、勿論、「ああ、あのコメンテーターの★５にはそんな思いがこもってるのかあ」と思いを馳せる楽しみも増えましたし。 もっともっと、他の皆さんの声もお聞きしたい次第であります、ハイ。 | ||