コメンテータ
ランキング
HELP

[POV: a Point of View]
ジャンゴ・ラインハルトの世界
Django Reinhardt

ジャンゴ・ラインハルト(1910-53);1910年1月23日ベルギーの片田舎に滞在中のジプシーのテント内で生まれる。母親が旅団中でも屈指の歌い手だったため幼い頃より音楽に親しみ手始めにヴァイオリンを学ぶ。後ギターに転向専念し天賦の才を発揮、仲間内でも有名になるが、18歳の時不幸にもテント火災に遭遇し左手の指2本の自由を失う。再起を危ぶまれるが執念でハンデを克服、独自の演奏法を編み出しパリで人気者に。この頃JAZZに、また生涯の相棒といえるヴァイオリニスト:ステファン・グラッペリと出会い弦楽五重奏バンドを結成、きまぐれだが実りの多い活動を続ける。'46年デューク・エリントンに招かれ渡米、各地で大活躍するが、’53年急逝41歳の若さであった。彼の魅力はなんといっても滑らかな運指から生み出される自由奔放かつ流麗なソロプレイであり、その影響はJAZZ界に留まらず、ロック、ヘビメタ(かのエドワード・ヴァン・ヘイレンも彼の大ファンだそうな)に及んでいる。現在でも世界中で愛されるまさしくギターの神様である。CD音質の悪い代表作「ジャンゴロジー」よりも『ルシアンの青春』のサントラ盤の方が入門編としては便利。
A★0ルシアンの青春(1974/仏=伊=独)
B★3ペッピーノの百歩(2000/伊)現代のアジテーション映画には人懐っこさも必要なのだろうが、お得意の子役を配した前半のシーンで、ペッピーノの人格及び思想が、具体的にどのように形成されていったのかが全く描かれていない為、予め同意している人々、つまり「主義者に寄る主義者に為の映画」であることに、本作は留まってしまっている。 [review]投票
B★0ショコラ(2000/米)
B★0アリゾナ・ドリーム(1992/仏)
B★0ニューヨーク・ストーリー(1989/米)
B★0ハッピィブルー(1996/米)
C★4ギター弾きの恋(1999/米)ギタリストの友人曰く「ペンの滅茶苦茶な運指を観て冷めた」そうだが、僕はギタリストじゃないので素直に楽しめた。映画って結局受け手次第なんだと思った。投票(2)
C★4僕のスウィング(2002/仏=日)チャボロ・シュミットらが本当に愉しそうに演奏しておりそれを見守る少年とスウィングもまた幸せそうでなんというか羨ましくてどーしようもなくなる。 [review]投票(2)
この映画が好きな人達

このPOVを気に入った人達 (4 人)ぽんしゅう マッツァ てべす ドド