[あらすじ] 執炎(1964/日)
「女の心棒は長う深う燃えつづけて、男のように消えることがあらへんのや…」山の落人村に育ったきよの(浅丘ルリ子)は、幼なじみの海の若者・拓治(伊丹十三)と再会し、激しい恋に陥ちる。彼が兵士となったとき、自分は辛抱のきかない女だからと見送りを拒んだきよの。だが帰還した拓治を歓喜をもって迎えたきよのは、早速祝言をあげようというのだった。そして再びの召集令状。拓治は帰還したときには脚をやられていた。脚を切り落とさねば危ない、との医者の助言をはねつけるきよの。元通りの拓治以外は欲しくはない。そう語るきよのの眼には静かに煌々と燃える炎が宿っていたのであった。〔日活/120分/モノクロ/ワイド〕
(水那岐)
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