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空の穴 (2001/)

[Drama]
製作矢内廣 / 赤城聡 / 川島晴男
監督熊切和嘉
脚本熊切和嘉 / 穐月彦
撮影橋本清明
美術西村徹
音楽赤犬 / 松本章
出演寺島進 / 菊地百合子 / 澤田俊輔 / 権藤俊輔 / 外波山文明
あらすじ北海道の国道沿いでドライブイン「空の穴」を営む市夫(寺島進)は無口で無愛想、何の変化もない単調な日々を繰り返していた。道楽者で女房に逃げられた父と二人暮しだが、そんな父もギャンブルツアーに出掛けてしまった。そんなある日、旅行中恋人に捨てられ置き去りにされた妙子(菊地百合子)が転がり込んでくる。単調な日々に突然現れた妙子に次第に心惹かれていく市夫。妙子もまた痛んだ心を市夫に癒され心を開いていく。だが、愛されることに臆病になっていた妙子にとって、市夫の真っ直ぐな気持ちは重過ぎた・・・<127分/カラー/アメリカンビスタ> (sawa:38)[投票]
Comments
全12 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5屋根の上の男と女と、豚丼と。 [review] (こぱんだ)[投票(2)]
★4オトコなんて恋しちゃったらあんなもんなんだな・・・はずかしいぜ、まったく。ヒロインがパッとしないのがリアルで、そのぶんだけ悲しかった。空の青はさすが。 (poNchi)[投票(1)]
★4不器用な男。稀に訪れた女性との遭遇にも独りではしゃぎ、怒り、すべてが空回り。それに比べて独りで居る時の格好良さと言ったら・・・。 (二階から目潰し)[投票(1)]
★4台詞を抑えて画で見せる魅力に溢れる反面不要なカットも多く、若干冗長でぎこちない印象は残るが…。 [review] (ナム太郎)[投票]
★4何と徹底した現実を私たちの生活そのものに近い距離感で描いた。中年の域に達しかけた男の愛の始まりとその短い終り。何もないというのが人生なんだよね。ほんとはそれが一番幸せなんだよ。 (セント)[投票]
★4空の穴の意味は、あの一枚の映像に切りとられていた。寺島進の立ちすくむ あのワン・カットにしばし呆然とした。(できれば映画館で見て頂きたい。ヤラレタって思うはず) (Linus)[投票]
★4出演している全員の演技が好きです。 [review] (Curryrice)[投票]
★3熊切和嘉曰く、「今度は人の死なない作品を作りたかった」らしい。個人的に終盤の”空の穴”ショット以外には、あまりココロ惹かれるものがなかった。人死んでも死ななくても良いんで、次は魂の篭った作品を一丁頼む。 ()[投票]
★3女の子のほうは、「こんな子いそう」と非常にリアル感があったが、男(寺島さん)のほうは、北海道弁を含め完全にステレオタイプ(の演技)で、その二人の演技者の断層が、物語上の二人の男女の断層に通じていて、変にスリルがありました。 [review] (worianne)[投票]
★2鬼畜大宴会』の人物の演出と感情のとらえ方が、素晴らしいとおもっていたのですが、なんか、人間の悲しみがぬけちゃった、というかなんというか・・・。たぶん、役者が、監督がそこで起こしたかった出来事の「深さ」を、理解してなかったんじゃないかな。あるいは、監督のねらいが、ただ類型的だっただけ? (エピキュリアン)[投票]
★2「何か」を期待して見た開始一時間が私の我慢の限界。残りの一時間はこの監督の力量の限界を呪いつつ、腕時計を何度気にしたことか・・・ヒロインがもうちょっと綺麗ならまだしも・・・ [review] (sawa:38)[投票]
★1いやいや、なんか、最近の邦画の良くない部分がたっぷり詰まってる気がします。っていうか、このヒロイン見てると物凄い腹が立ってくるっていう時点で、ダメなんじゃ・・・イヤ、私には向かないってだけ、かな? (ミレイ)[投票(1)]
Ratings
5点2人**
4点7人*******
3点14人**************
2点3人***
1点1人*
27人平均 ★3.2(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
()[投票(10)]隠れた名作、あるいは迷作? (Linus)[投票(8)]
ごちそう帖 (セネダ)[投票(7)]
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