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暗闇から手をのばせ (2013/日)

Extend Hands from Darkness

製作	太田隆文 / 戸田幸宏
監督	戸田幸宏
脚本	戸田幸宏
撮影	はやしまこと
美術	竹内悦子
出演	小泉麻耶 / 津田寛治 / 森山晶之 / 管勇毅 / 松浦佐知子 / ホーキング青山 / モロ師岡

あらすじ

18歳以上の在宅身障者は全国に348万人いるという。ある事情を抱えた沙織（小泉麻耶）は「相手は動けないから怖くなさそう」と軽い気持で、そんな障害者専門の派遣型風俗店で働くことにした。店長（津田寛治）に紹介された最初の客水谷（管勇毅）は、死の恐怖に脅え自分の肉体を確認するために全身にタトゥーを入れた筋ジストロフィー患者。常連客で生まれつき両手足が不自由で、自分では動けない中嶋（ホーキング青山）は、明るく饒舌に沙織を口説き続ける。バイク事故で半身不随の健司（森山晶之）のために沙織を呼んだのは、彼の母親だった。かつて祝福され、この世に生を授かったはずの者たちの尊厳を問う意欲作。（68分） [more] (ぽんしゅう)

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★4	「誰でもどこか欠けている」というセリフが心に残る。『セッションズ』のときも思ったのだけど、それは現実としてある。その現実を受け止めて、方法として次のステップをどうするかだけの話だ。基本的に何も起こらない物語だけど、観終わって気持ちが温かくなった。尺もこれくらいがちょうど良い。 (tkcrows)	[投票]
★3	ホーキング青山氏の本番おねだりの明るさは見応えがあった。しかしこの物語は風俗嬢の自分探しなどではなく、むしろツダカンのニッチ産業を掘り当てた歓喜と共に、サクセスストーリーとして描かれるべきであった。身障者の欲望を本気であぶり出すつもりだったならば。 (まー)	[投票]
★3	障害者相手の風俗嬢の話と聞いて興味をそそられた時点で、私の差別心が見事にあぶり出されるわけで、観終わった後の爽快感に恥じ入ることになる。偏見は無知に宿るわけだ。問題を分かり易くするために話を単純化したことがTVドラマ的形式主義にみえ功罪相半ばする。 (ぽんしゅう)	[投票]

5点	0人
4点	2人	**
3点	3人	***
2点	0人
1点	0人
計	5人	平均 ★3.4(* = 1)

[この映画が好きな人]

マイナーな男と呼ばれて・・・ (ぽんしゅう)

[投票(17)]

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