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フラッシュバックメモリーズ 3D (2012/)

Flashback Memories 3D

[Documentary]
製作高根順次
監督松江哲明
撮影渡辺知憲
出演GOMA
あらすじオーストラリアの先住民アボリジニの楽器ディジュリドゥ奏者として、国際的に評価を得るGOMAの音楽ドキュメンタリー。2009年9月、GOMAは遭遇した交通事故のため脳の機能障害をおこし、過去の記憶の大半を失い、さらに新しい記憶を保持することもできなくなってしまった。一時は自分がミュージシャンであることも忘れ再起不能といわれたなか、約1年半後GOMAは奇跡の復活をはたす。彼のセッションバンド「GOMA&The Jungle Rhythm Section」のスタジオ演奏に、過去の音楽活動や娘の記憶、未来に向けた彼や妻の思いが3D効果でフラッシュバックする。ドキュメンタリスト松江哲明が3D表現の可能性を示唆した意欲作。...[more] (ぽんしゅう)[投票]
Comments
全4 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5ディジュリドゥ演奏が素晴らしい。GOMAの人も魅力的。その中で、同時に映像に重なる過去(当然撮影時は二次元で、過去であることを象徴する)と3次元の現在、そして立体を生かせている最も象徴的な楽器1本。もうこれだけで3D表現である十分すぎる価値になっていて。心に迫ってくる。 (SUM)[投票]
★4パーカッションの第一打から怒涛のようなグルーブが湧き起こり、72分間一瞬たりとも途切れることなく、あたかも音が血脈のように映画を支配し続ける。音のドキュメンタリーとは、何を記録するべきなのかの手本。松江哲明の勘とセンスの良さを証明している。 [review] (ぽんしゅう)[投票(2)]
★4現代の空気感が凝縮された、時代を代表する「インディペンデント3D」映画。私が観たのは2Dだけど。 [review] (ペペロンチーノ)[投票(1)]
★3ディジュリドゥはトロンボーンに次いで3D的な楽器だ。不出来な3D映画の奥行きが「連続」ではなく「複数の層の重なり」でしかないことを逆手にとって、前景と後景を「分断しつつ反響する」関係に演出したのは従来の分割画面の三次元的応用で、画面の情報量を上映時間で割った値が評価基準ならば傑作。 (3819695)[投票(1)]
Ratings
5点3人***
4点4人****
3点3人***
2点0人
1点0人
10人平均 ★4.0(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
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