★5 | 私は私である以上、私と関係を結ばなければならないし結ばずには生きてゆけない。それを拒否して自分勝手に死んではいけないし死なせてもいけない。すでに社会と接してしまった一個人として、それはきっと大切なことなのだろう。そうに違いない。と今は思う。 [review] (tredair) | [投票(3)] |
★5 | 相変わらずモノローグの洪水だが、そこに彼自身の言葉は存在しない。園子温はようやく詩人から作家になったのかもしれないと思う。 [review] (林田乃丞) | [投票(2)] |
★5 | 『愛のむきだし』の原型であり、『家族ゲーム』の進化系。運命の赤い糸を自ら断ち切って始まる“薄皮一枚”の物語。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票] |
★4 | 予想外の佳作。『自殺サークル』('02)の別面を描いてい乍ら、登場人物の心象を切り取る事に成功し、全く別の位置で完成されている。(とはいえ園子温ワールドに不慣れなひとは、矢張り前作を観ておいた方がいいのかも知れない。) [review] (死ぬまでシネマ) | [投票(2)] |
★4 | 最初軽い青春ものかなと思って見ていたら、どんどん急速度で現代の家族のあり方についてメスを入れる展開に、かなり戸惑いつつも、画面からの求引力に見入ってしまうエネルギーに驚く。 [review] (セント) | [投票(2)] |
★3 | 人を動かすのは観念にすぎないから延々と説明が尽くされるだけだが、人の能力は目に見えるために事態を転がしていく。瑕疵がなくとも家庭そのものを許容できない女権称揚が空論を押し通してしまう。 [review] (disjunctive) | [投票] |
★3 | 集団自殺はとって付けたような印象。ただでさえモノローグが冗長なのでレンタル家族だけに絞ってもよかった。
[早稲田松竹/110809]
(TOMIMORI) | [投票] |
★3 | 『愛のむきだし』に至る、偉大なる助走。 [review] (田邉 晴彦) | [投票] |
★3 | 製作順に、前のテーマや映像を使いまわしているのは、作家性がやや強く出すぎていて、自主映画時代を思わす。製作順では無く、新しい方から先に見ちゃうと、まだ未整理の古い方が面白味に欠ける印象を受ける。という訳で『愛のむきだし』のがお勧め。091123 [review] (しど) | [投票] |
★3 | なんだか奇妙な魅力に取り付かれて最後まで堪能したんですが、好きか嫌いかと考えればこういう映画は好きじゃない。自分と関係しているか、そんなの考えないで生きていける自分は幸せなのか、否か。わからない。 (あちこ) | [投票] |