コメンテータ
ランキング
HELP
ジャン・リュック..
************
チャップリン
************
小津安二郎
************
ヒッチコック
************
ジャッキー・チェ..
************

二等兵物語 前篇女と兵隊 後篇蚤と兵隊 (1955/)

製作杉山茂樹
監督福田晴一
脚本舟橋和郎 / 安田重夫
原作梁取三義
撮影片岡清
美術川村芳久 / 加藤喜昭
音楽原六朗
出演伴淳三郎 / 花菱アチャコ / 松井晴志 / 宮城野由美子 / 山路義人
あらすじ終戦間近の昭和20年、町の発明家古川凡作(伴淳三郎)に召集令状が来た。中隊長附きの従卒に抜擢された彼の役目は隊長と愛人との連絡役。身代わり結婚までさせられての大騒動もあった。鉄拳制裁の辛い軍隊生活ではあったが、彼には悦子という恋人も出来る。但し唯一の心配事は戦友柳田(花菱アチャコ)が残してきた一人息子の事だった。自分の事のように少年を心配する凡作だったが、厳格な規律の軍隊ではどうする事も出来なかった。そんなある日身を寄せていた家から少年が家出した事を知るが・・・シリーズ第1作目<松竹京都/95分/モノクロ> (sawa:38)[投票]
Comments
全5 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5伴淳三郎という稀代の名喜劇役者の一世一代の名演によって、戦時中の軍事国家・日本、そして軍隊の矛盾、不条理さがより際立っている。笑って、泣いて、そして日本人にとって忘れてはならない「第二次世界大戦」について考えさせられる大傑作。もっと世に知らしめるべき作品!!['04.3.5京都文化博物館] (直人)[投票]
★4収束でもって価値高い『真空地帯』(52)のバリエーション。伴淳の秀作。なおタイトルは正しくは前後篇ではなく第一部第二部(分ける意味ないと思うが)。 [review] (寒山拾得)[投票]
★4アチャコが大阪弁でまくしたてる。「(軍隊生活は)あほらしゅうて、あほらしゅうて」そして「・・・あぁ、おもろ」(笑うしかない)と続く。戦後70年の今(2012年)真面目に暮らしている者が、あほらしゅうてあほらしゅうて笑うしかないという世の中は大きく変わったか? (KEI)[投票]
★3コメディアンはシリアスなドラマに放り込まれてこそ真価を発揮する。普段の冗舌さが消えた時、そこに訪れる静寂と涙が、普段との格差を倍加させるからなのか。Reviewはラストの台詞に困惑してしまった件。 [review] (sawa:38)[投票(1)]
★3絵に描いたようなお約束の良心喜劇。公開当時には、それなりの意義があったのだろうが、今となっては終盤の伴淳の涙ながらの正論演説が鬱陶しい。戦時下の理不尽さのなかでひと際輝く、将校の愛人役関千恵子のコメディエンヌぶりと伸びやかな肢体が印象的。 (ぽんしゅう)[投票]
Ratings
5点1人*
4点5人*****
3点5人*****
2点0人
1点0人
11人平均 ★3.6(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
Links
検索「二等兵物語 前篇女と兵隊 後篇蚤と兵隊」[Google|Yahoo!(J)|goo]