マックス・ベセット・ドゥ・マルグレーヴの映画ファンのコメント
ベルサイユの子(2008/仏)が好きな人 | ファンを表示する |
リアリティのダンス(2013/チリ=仏) |
このような自伝的作品が(願望を交えた改変を施したらしいのだから、よりいっそう)自作解説としても成立する程度に、やはりアレハンドロ・ホドロフスキーは私的な作家だった。たとえ物語に幾多の艱難が押し寄せようとも、それがドタバタ喜劇でさえある陽性の映画として撮られたことに快い驚きを覚える。 [review] (3819695) | [投票(4)] | |
極彩色チープ神話を描いてエロ・グロ・ナンセンスの花が咲き誇る様が好し。共産主義の旗手から思いっ切りぶれ、最後に帰ってくる場所までの鬼親父の思想的遍歴が描かれる後半も妙に寓話的で楽しく、昔気質の彼の矛盾が愛すべきキャラとなって提示される。それは踊りまくるアンチリアルであり、歌劇にも似た単純でコミカルな街の歴史にも重なる。 (水那岐) | [投票(3)] |