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パオロ・ブリグリアの映画ファンのコメント

ペッピーノの百歩(2000/伊) 炎の戦線エル・アラメイン(2002/伊) 運命に逆らったシチリアの少女(2009/伊=仏) カラヴァッジョ 天才画家の光と影(2007/伊=仏=スペイン=独) 夜よ、こんにちは(2003/伊) 考えてもムダさ(2007/伊)が好きな人ファンを表示する

人斬り与太 狂犬三兄弟(1972/日)************

★5渚まゆみのラーメンにチャーシューのせる文太。これが彼がこの世でなした、たった一度の善行なのだ。「蜘蛛の糸」のカンダタが蜘蛛助けたみたいな。本作の暴力描写はいまだに本邦映画100年の頂点。 [review] (寒山拾得)[投票(2)]
★5「『仁義なき戦い』・『仁義の墓場』の原型」という歴史的な評価よりも渚まゆみという「女」の設定に心が揺さぶられる。私は北野武が目指しているのは本作であろうと確信をもった。 [review] (sawa:38)[投票(1)]
★5余分な情感を排しひたすら突き抜ける躍動感。搾り出される生きるチカラに死ぬチカラ。「漢」映画だぜこれは。エキセントリックに捲くし立てる菅原文太のキャラはまんま「傷だらけの天使」のオサムちゃんへと引き継がれている。 [review] (町田)[投票(1)]
★3終盤で文太のキャラクター造形が一貫性を失っている。受け手を惹きつける彼の独立自営業者としての才智と気概を以てすれば、あの結末は回避できるように見える。田中邦衛がブレそうでいて決してブレないだけに、文太が手を抜いたという印象が残る。 (disjunctive)[投票]