西村京太郎の映画ファンのコメント
黄金のパートナー(1979/日) アナザーウェイ D機関情報(1988/日=スイス) 恋人はスナイパー 劇場版(2004/日) 脱出(1972/日)が好きな人 | ファンを表示する |
解散式(1967/日) |
戦後民主主義と経済復興の隠花としての背広ヤクザ(渡辺文雄/小松方正)の渡世では、着流しコンビ(鶴田浩二/丹波哲郎)の違和は滑稽にすら見える。そんな矛盾が確信犯的にスクリーンでせめぎ合う。安保闘争敗北の郷愁としての"60年代任侠幻想"の葬送。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(1)] | |
石油コンビナートを背景に最後の博徒が斬り結ぶ。このシーンから深作欣治の任侠映画への破壊工作が始まったとみていい。固定カメラによるオーソドックスな深作演出が見れる最後の作品。 (sawa:38) | [投票(1)] | |
任侠世界から仁義のなき世界へと移ろいゆく時代の境界という言葉が文字通り湾岸に並び立つ石油コンビナートで示現される。そして、「創造社」の2人の役者が旧き侠道の破壊者として登場するのも象徴的。的確な作法で深作は風穴を開けた。 (けにろん) | [投票(4)] |