★3 | LIMIT OF LOVE 海猿(2005/日) | こういうシチュエーションで盛り上がらないほうがおかしいのだけど、手堅く纏め上げた感じはある。でも、構成が主要人物以外の「その他大勢」の扱いが雑すぎ。もっと仲間たちを巧く使えたら良かったのに。 | [投票] |
★4 | ハッピーフライト(2008/日) | つくりは上手い。コメディ作者としてはすでに手練れの域。特に細かいディテールへの拘りはマニアの貫禄だ。とはいえ、物語はいたって普通。綾瀬も別に主役じゃないじゃん。所謂「すごーく軽くつくられた『グランド・ホテル』テイストの『大空港』」とでも言いましょうか。え?違う? | [投票] |
★4 | トキワ荘の青春(1996/日) | 何故ここまで起伏に欠ける映画なのだろうとは思うものの、この作品はこれでいいのだと納得できるのだから不思議。日常とはかくも淡々と過ぎてゆく。彼らの熱さは表面上のものではなく内に溢れているものなのだ。 | [投票(6)] |
★4 | 天国までの百マイル(2000/日) | 時任演じる安男はいわばニトロを積んだトラックに乗るイブ・モンタンの気持ちだっただろう。100マイルが遠いか近いか。ある者にとってはドライブの距離であり、ある者にとっては果てしなく遠い。文字なら「想い」が手伝って膨らむ距離が、映像化になると中途半端なリアルな距離に落ち着いてしまうのが残念。 | [投票(2)] |