時任三郎の映画ファンのコメント
ぽんしゅうのコメント |
LIMIT OF LOVE 海猿(2005/日) | 余分な要素はバッサリ捨てて、仙崎の生死に焦点を絞った潔さが効を奏した日本映画界、久々の王道パニック作品。次々に襲い来る試練の中で、超人は誰のために生きるべきか、何のために死すべきかにまで思考が達した時、この手の定番作品は意義を持ち得る。 [review] | [投票(1)] | |
ハッピーフライト(2008/日) | 女子高生のようなCAたち。威厳なき軽薄副操縦士。5時までOL風グランドスタッフ。まさか、こんな奴いないだろうと、いや実はコレが本音かもしれない、の微妙なさじ加減が心地よい笑いを生む。小気味良いジャブを繰り出しながら、軽やかに舞う軽量級パニック映画。 [review] | [投票(2)] | |
黒いドレスの女(1987/日) | 如何なることがあろうとも、定型スタイルを固持するからこそハードボイルドは成り立つのであって、作り手はその意味において徹底的に保守的でなければならない。迷いなのか資質なのか、崔洋一監督にその割り切りが感じられない中途半端なでき。 | [投票] | |
永遠の1/2(1987/日) | 原作はとても面白かった記憶があるのですが・・・まあ、それはさておき映画にするなら主人公の感情の起伏が有ろうが無かろうが、それをもっとちゃんと映画的に処理してくれないとさっぱり分からないです。 | [投票] | |
俺っちのウエディング(1983/日) | 話の緩急が小気味よく、それに同期するように時任三郎と宮崎美子が気持ちよさそうにはじける。前田米造のカメラも好みです。根岸吉太郎隠れた(?)佳作。 | [投票(2)] | |
トキワ荘の青春(1996/日) | 真摯であるために、時代や世間からずれてしまうことほど辛いことはない。個々の才能が沸々と煮えたぎる輪の外で、互いの魅力を認めつつも相容れない寺田(本木雅弘)とつげ(土屋良太)が痛々しい。石森の姉役の安部聡子の透明な存在感が魅力的。 | [投票(4)] |