★4 | 中島らもの「白いメリーさん」を読んだのは、たしか高校生のときだった。とても悲しい話だったが、現実の「白いメリーさん」はもっと悲しい人物だった。 [review] (林田乃丞) | [投票] |
★5 | 冒頭から涙が止まらなくなった。哀れみや悲しみの涙ではない。郷愁や共感とも違う不思議な涙。メリーと、元次郎と、ヨコハマの街を流れ去った数十年の時間。人が戦後と呼ぶその時間の中で、生まれ、育った私たちは、まぎれもなくメリーの子であり孫なのだ。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(3)] |
★4 | 異物が他者と混在していた、歴史上のある季節。その異物がある日突然消えてしまったその時、人は今までが幸福な時代だったことを知るのかもしれない。 [review] (水那岐) | [投票(3)] |
★5 | 観客の好悪がハッキリ分かれるであろうほどの、濃密に過ぎるキャラクターを有した人々。メリーさんを語るという行為を通じて、描き出されるのは彼らの時代、彼らの生き様。 [review] (Myurakz) | [投票(7)] |
★4 | 非常にディープな戦後ヨコハマのドキュメンタリー。元次郎さんの歌うシャンソンが本当にハマり過ぎです。 (TM(H19.1加入)) | [投票(2)] |
★4 | 一人の女性を通して観る戦後史として、大変優れていると思いました。 (夢ギドラ) | [投票] |