★3 | 婆やが'労働基準法'を持っているなんて、最高!婆やもそうだが、水木は今回は登場人物に腹蔵なくしゃべらそうと考えたらしい。きわどいセリフがポンポンと飛び出す。その中でまだ言葉少ない妻・静のラストの可愛い女振りは、彼女の本性を示して暖かい気持ちにさせた。 (KEI) | [投票] |
★4 | かなりどぎつい水木洋子の脚本だが、少し冷めた目で女たちを眺める吉村公三郎のゆとりが、そのまま上質のユーモアとなり、さらに宮川一夫の画が下世話な話しに品格すら与えている。ヒステリックな若尾文子と鷹揚な京マチ子の鞘あてが絶品。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] |
★4 | いやぁ〜、正月映画かと思うような豪華さだが、当時のポスターを見る限り正月映画では無いっぽい。['07.2.4新文芸坐] [review] (直人) | [投票(5)] |
★4 | 細かい描写のいちいちが黒い。「いじわるばあさん」とか「ダメおやじ」とか、あの頃は映画に限らず家庭内ブラックユーモアが全盛だったのは何故なんだろう。京マチ子好演、若尾文子ハマリ役。インスタントラーメンは2分だったのか。
(寒山拾得) | [投票] |
★4 | 男性としてはニヤニヤしながら見られて愉快ゝ。
京マチ子、若尾文子、野添ひとみ、高峰三枝子の小気味良い会話と当時50歳という恐るべき北林谷栄の味わい。キネマ旬報脚本賞も納得の隠れた?傑作です。 (TOMIMORI) | [投票] |