「チャップリン」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
魚と寝る女(2000/韓国) |
金基徳の描くセックスには諸行無常の響きがある。如何なる場合にも両者のその後の関係性を規定することのない、不毛な、しかし、不可欠なそれは、まるっきり他の排泄行為と同じに見える。 [review] (町田) | [投票] | |
心の痛みを肉体の痛みと直結させて描くキム・ギドクの映画作法は、それを形式的に描いて済ますあまたの作品群への悪意あふれる戦術的挑発ではなく、ギドク自信の悲痛から発せられた本能的な叫びのようにみえる。もし、そうだとしたら恐ろしい表現者だ。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] |