炎加世子の映画ファンのコメント
最後の切札(1960/日) 悪人志願(1960/日) 夕陽に赤い俺の顔(1961/日) 乾いた湖(1960/日) 太陽の墓場(1960/日)が好きな人 | ファンを表示する |
硝子のジョニー・野獣のように見えて(1962/日) |
当時、日活は愚にも付かないカスみたいなアクション映画を濫造する一方で、その間隙を縫うように、こういう傑作を確かに産み落としていた。その福音は東宝・松竹・大映を遥かに越え、最盛期のイタリア映画に肉薄している。川島と今村、中平とこの蔵原の幾つかの作品に見られる軽さと重量感に、いつまでも俺は翻弄されていたい。 [review] (町田) | [投票(3)] | |
芦川いづみのジェルソミーナ。国宝級。なぜ国宝にしないのか。体感では鑑賞時間は15分。終わってくれるなと祈りながら観た。 [review] (寒山拾得) | [投票] | |
棄てられた者たちの挽歌。荒々しいながらに情と欲とで結び付く人々の薄汚れた絆。この前近代的ながら驚異的なリアリズム描写が著しく強調される。カメラの迫力もさることながら情深き人買いアイ・ジョージが深い印象を残す。 (水那岐) | [投票] | |
この映画の芦川いづみさんには、もはや後光が差してる。役が役だけに、最初は力が入りすぎに見えた演技にもいつしか取り込まれ、ただただ圧倒されるばかり。彼女が白痴なら世の中の女は全部白痴です。 (リーダー) | [投票(2)] |