クラウス・ムンロの映画ファンのコメント
愛すべき女・女たち(1967/伊=独=仏)が好きな人 | ファンを表示する |
怪異談 生きている小平次(1982/日) |
尺を80分足らず、登場人物を3人のみに抑え簡潔極まりない内容だが、撮影はセットもロケもこれぞ怪談映画という雰囲気が充満しており緊張感が緩まない。低予算ながらも拘るべきところにしっかり拘り、みすぼらしさをまったく感じさせない映画作りは見事だ。 (太陽と戦慄) | [投票(1)] | |
この世にいるのは己らたったの三人・・・三人だけ・・・賽の河原が呼んでる。 (鷂) | [投票(2)] | |
青春映画だった。 (マリオ・フーパー) | [投票] | |
登場人物を三人だけに絞り必要最小限の的確な描写に蒸留させたミニマルアート。静謐な中にも強烈に緊張感を維持し、強靭な中にもしなやかさを感じさせる演出。余り怖くないのは、こけおどしの恐怖描写を拒否したからだろう。石橋正次も宮下順子もよくやっているが、小平次を演じる藤間文彦の切なさが良い。彼が役者の道から早々に退いたことが残念でならない。 (ゑぎ) | [投票(1)] |