シリル・ロイの映画ファンのコメント
エンター・ザ・ボイド(2009/仏=独=伊)が好きな人 | ファンを表示する |
四川のうた(2008/中国=日) |
町の消滅。すなわち滅びとは何か。人間は町で何をしてきたか。人間の営みとは一体全体何なんだろうか、、。真剣に考えているジャ・ジャンクーの新作だ。 [review] (セント) | [投票] | |
怪物的傑作。自重を促したくなるほどに図抜けた画の強さ・面白さ。しかし(ほとんど云いがかりだが)、どうすれば傑作を撮れるか知り尽した手つきに物足りなさも感じる。ジャ・ジャンクーはもう傑作しか撮れない作家になってしまったのだろう。そこに一抹の寂しさを覚える。傑作ばかりが「映画」ではないのだから。 [review] (3819695) | [投票] | |
描かれているのは50余年間、そこに在り続けた巨大な建物と、そこで繰り広げられた労働と生活だ。時は社会の潮流に呼応し、集団から個人へという変転を人々に促し、生活者は過去としての「場」と決別しつつ、過ぎ去った「人生」を慈しみ述懐する。まさに歴史である。 [review] (ぽんしゅう) | [投票] |