もう冒頭からこのファミリーに夢中。　こんなにおしゃれでセクシーで、たまに失敗もしちゃうけどやさしいパパとママがいるなんて この姉弟がうらやましぃ！！。

そして主人公達の二人の会話が実にリアル。（ワタシは女・女の姉妹ですが）下に弟がいるお姉ちゃんの友人の会話を思い出して見ると、ホント同じ事いってましたヨ。

この主人公の設定が兄と妹、だったらまた違ってしまうのよね。　お兄ちゃんはやはり男、「オレがやらねば」とものすごく責任感を持とうとするし大切な異性の妹を守り、せっせと世話をしてしまうでしょう。 また兄弟だったとしても、バンデラスら演じるラテン兄弟がいい例、どんなに手がかかる弟でも、特にラテンは熱い！！結局は……ね。

この映画は上が女で下が男だから本当に面白い。お姉ちゃんは弱虫でバカでトロい弟をボロクソに言ってしまうし、「イボ持ち」「口が臭い」なんて厳しい所も容赦なく突いてくる。 弟も口では勝てるわけないので、ほぼ定番どころの「弱み」を見つけ、それを武器に楯突こうとする。

でも。どんなに普段仲が悪くても、やっぱりイザという時はそれは姉弟、ファミリーの、　　　　…愛です。

ラスト、ジョージ・クルーニーにお姉ちゃん良いこと言いますねぇ。　ピシリと言い切るカルメン、将来は強いイイ女になっちゃうね。 （遊び心満載で登場したジョージ、すっかりショボく見えてしまったわ)

本当に子供の心を持っている大人ロバート・ロドリゲスの描く世界。全部が好き。全部好み。 ワタシもキュートな大人、アラン・カミングを救ってやりたい！　あの彼の顔入りのシリアルのようなもの売り出してほしい！ スパイグッズも！　チンして出来るビック○ック、あんな分厚くてキレイな形をしているバンズ（丸い形のパン）もパティ(お肉）も 実際○ックのＣＭぐらいでしか見たこと無いからぜひそれを食べてみたい！！！　

いい歳してすべてに憧れてしまうこの映画、　考えていたよりもはるかに面白い、うれしい誤算。

２もなんだか期待しちゃうよ…