[コメント] カビリアの夜(1957/伊)
カビリア、強く生きろよ…(泣)
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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ジュリエッタ・マシーナは本当に素晴らしい。それだけは絶対だ。
しかしフェリーニはこの作品で何を伝えようとしたのだろう。
ラストのカビリアの笑顔は→1、悲しくて悲しくて仕方がないのに、それでも微笑み返してしまうような究極に無垢な心の持ち主。2、悲しくて悲しくて仕方がなかったけれど、それでも前向きに人生を歩んでいこう・人生は楽しいものなんだという強くポジティブな笑顔。
…もしかしたら1なんじゃないかとも思う。でもそれじゃあもう泣きじゃくるしかないぜよフェリーニさん。救いがない! だから2ということにしておく。これからワンダらの良き友に囲まれて明るく生きていってくれる。そしていつか本当に愛してくれる人と出会うと信じることにします。真っ直ぐに生きて、たとえそれで失敗しても、厳しくつらい状況になっても決してめげない…そういう映画だと信じます。
フェリーニさん、それでいいですよね?
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