[コメント] ファイト・クラブ(1999/米)
冒頭から飛行機緊急着陸のギャグまでの嫌味連発はそれなりのものだが、本編の騒乱は少年コミック程度の幼稚さ。鬱屈社会のガス抜き商法として社会学的な関心で観る外ない代物。
本作と911の類似など、誇大評価としか云いようがない。ただ、ラストにピクシーズがかかるが、彼等のイジケた子供のような妄想世界が本作には相応しいという感慨は覚えた。小ネタのなかでは「喧嘩を売って負けろ」というミッションの件が面白くなりそうだったのに、大した展開がなかったのは残念というか、その程度というか。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (2 人) | [*] [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。