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リヤンさんのコメント: 投票数順

★4千と千尋の神隠し(2001/日)釈迦は乳がゆを施され“いのち”を繋ぎ、悟りへと至った。千は白い握り飯をもらって涙ながら口にし、頑張り抜いた。人間の衣食住の喜びと哀しみを映画全域に詰め込み、なおかつ、八百万の神の世界をアミューズメントに昇華させた本当に愉快な作品。[投票]
★1星になった少年(2005/日)象の鼻って凄いんですね。作品の内容云々より、そんなことに関心してしまった。予想通りだけど、やはり映画的にはヤバい。かわいい動物を映して何とかその場を繋ごうとする映画なんてもう存在し得ない、と考えていた自分が甘かった。まだまだ健在だったとは。[投票]
★2果てしなき情熱(1949/日)何の変哲もない、昔の映画にありがちなドラマ。メロドラマって言ってもいいかな。窓を流れる雨水の影、カーテンや壁に映る人物の影、こういった懐古的な味わいが、今はかえって観ていて嬉しい。[投票]
★2花と竜(1962/日)石原裕次郎さんに代表されるスター系の作品は、どれもこれも何となく画一的に見えてしまいがち。が、この作品は終盤の展開が功を奏し、比較的印象に残りやすい。やはり出ました、雪に血痕。これぞ邦画バイオレンスのお決まり。[投票]
★3ひき裂かれた盛装(1967/日)カメラワークが意外と大胆。セットは結構ポップ、さながら日本版ミッドセンチュリー。金だの愛だのクドイ内容かと思いきや、要所が洗練されているのでそれなりに楽しめる。[投票]
★2北陸代理戦争(1976/日)雪に血痕。うーん、バイオレンスの王道。[投票]
★1鉄道員〈ぽっぽや〉(1999/日)東映本線、降旗監督発、日本アカデミー賞経由、日本映画の墓場行き、最終列車。[投票]
★2殺陣師段平(1962/日)変な言い方だが、黒澤監督は“監督”であってこそ、はじめて黒澤監督と成り得る。脚本・黒澤というだけで過度な期待を掛けてしまった。期待した分、実際に観ると物足りない。美味いと評判のラーメン屋に期待して並んだが、それほど美味くなかったみたいな。[投票]
★1天国までの百マイル(2000/日)邦画の悪いクセが出てしまったとしか言いようがない“キレ”のない映像群。出演者の会話の流れもぎこちない上、掛け合いのタイミングも悪い。音楽の入り方もお昼間帯の連続ドラマみたい。ズバリ要らない一本。[投票]
★2tokyo.sora(2001/日)こんな風に撮れば“オシャレな映画”になる、という一例。カッコイイもしくはシャレてる作品かも知れないが、圧倒的に内容がない。[投票]
★1つぐみ(1990/日)映像の綴り方が粗雑でキレを感じない。看板等が気になる場面がある上、変に狙ったシーンも多い。これを“味”と捉えることもできるが、どちらかというとダメな類い。フェリーを見送るシーンは一層粗悪。出演者のナレーションに頼るあたりもダメ映画の証拠。[投票]
★1ドラゴンヘッド(2003/日)邦画ファンだからこそ敢えて言いたい。日本映画の底力の無さを痛感した一本。[投票]
★1デボラがライバル(1997/日)アメフトのタックルシーンとかをスローモーションにするのだけは勘弁してほしかった。ダサ過ぎて目も当てられない。[投票]
★3たそがれ酒場(1955/日)ストーリー設定または出演者の風貌からか、どことなく洋画っぽい。ハリウッド名画500円DVDシリーズにラインナップされていそう。「大菩薩峠」や「宮本武蔵」といったイメージが強い内田監督作品としては珍しい部類に入るが、意欲的な作品だとは思う。[投票]
★1ダンボールハウスガール(2001/日)米倉涼子さんを好きで好きで堪らない人が見ても、金返せ!と叫びたくなるだろう。史上最高のつまらなさ。しかも全く効果的でないカメラワーク。映像の力をまるで信じていそうにない音楽挿入。こういう作品が邦画界の堕落、映画ファンの鑑賞力低下を招く。[投票]
★1タスマニア物語(1990/日)興奮してボートを漕ぎ急いだ挙句、勃起し、水に飛び込む少年。この程度の陳腐なシーンの連続。こういう作品は20世紀でおしまいにしたい。[投票]
★2突然炎のごとく(1994/日)モノクロ特有の艶かしさ、そして陰影の深みは表出されている。しかし逆に言うと、もしモノクロ作品でなかったら少し厳しい作品。楽しめる作品ではある。[投票]
★2脱獄者(1967/日)これはこれで当時は結構楽しめたのではなかろうか。現代となっては、さすがに古くさい感じは否めないが、モノクロ作品だけあって、刑務所の各シーンは映像的にそれなりに見応えがある。[投票]
★2鉄拳 TEKKEN(1990/日)いつもながら阪本監督作品のファンタジー性には頭がクラクラする。良いも悪いも超越する凄み。この積み重ねが、のちの傑作「トカレフ」に繋がっていくことを考えれば、「鉄拳」も愛すべき作品ではある。[投票]
★1タッチ(2005/日)原作の漫画が(アニメ版も)つまらなかった分、実写版は少しはマシかと期待したのが間違い。映像的にも見どころ皆無。テレビゲームに興じるシーンあたりから見るのがつらくなりはじめ、三人のキャッチボールシーンで完全に見る気力が消え失せた。[投票]