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リヤンさんのコメント: 投票数順

★2いま、会いにゆきます(2004/日)こんな程度の作品が結構ヒットしたとか。いつものことながら、大衆の“映画を観る眼”が依然成長せず、TVドラマの延長線上にあることが証明された。興行的な貢献を考慮しても、せいぜい2点。[投票]
★1稲村ジェーン(1990/日)珍しく満場一致のダメ作品。音楽も全く良いと思わない。[投票]
★2いちげんさん(1999/日)爽やかな性描写を端正な日本語で外国人が丁寧に書き上げたことが、この原作の面白さだったように思う。そういう意味では、この映画の存在価値はあまりない、とも感じさせてしまう点が残念。[投票]
★2119(1994/日)ストーリーに起伏がないこと自体は決して悪くない。堤防に座り夕焼けの海を眺めるシーン等、映画的瞬間と思える部分もあるが、それ以上がない。そこが厳しい。[投票]
★1いさなのうみ(1997/日)漁船にパチンコ風のモリを取り付けるまでは我慢できる。しかし鯨の壁画を背景に会話するシーンはあまりにつらい。佳作が多いJ・MOVIE・WARSシリーズにおいて、表現力の乏しいダメな部類の作品。[投票]
★1いこかもどろか(1988/日)景色が良ければ映画になる、と勘違いしていた自分を見つけた作品。[投票]
★2あさき夢みし(1974/日)奇妙な間合いから生まれる変な緊張感。踊り念仏衆が地平線を歩いて往くシーンは、一瞬「第七の封印」を連想させた。シャドー強調の映像がひたすら展開するが、一枚一枚の絵作り自体は悪くはない。実相寺監督作品はいつも怪しさ満点。 [投票]
★1悪名(1961/日)見どころのない作品。勝さんが主演だからって評価を甘くするわけにはいかない。 [投票]
★1アンドロメディア(1998/日)アイドル主演だけど「セーラー服と機関銃」みたいな佳作もある。それを期待し、アイドル映画も嫌がらず観てみるが、やはりこれもハズレ。同時期の「That'sカンニング」や「ときメモ」の方がフツーに撮られた分、まだ見応えがある。次元が低い話だが。[投票]
★3安城家の舞踏会(1947/日)冒頭の会話シーンの絶妙なカメラワークは確かに秀でている。そのほかも優れたシーンが垣間見られる。これだけモダンな雰囲気を漂わせているのに、ちんけなドラマに成り下がらなかったのも名作と呼ばれるゆえん。イケてる作品だとは思う。[投票]
★2ある映画監督の生涯―溝口健二の記録(1975/日)やはりドキュメンタリーはフィルム撮影に限る。この作品もフィルム特有の艶かしさとインタビューシーンの妙な迫力とが合わさり、相乗効果を生んでいる。しかし個人的には溝口作品に興味はあっても、溝口監督の人柄には興味がない。[投票]
★3阿弥陀堂だより(2002/日)美風景、たおやかな人々、それらを包み込む緩やかな時の流れ、そして静寂。わかる、痛いほどわかる。この映画に凄さは一切ない。そもそも凄さを求める人は、この阿弥陀堂に縁がないかも。この御堂は即ち、自然法爾に生きたい映画ファンが立ち寄るべき映画堂。[投票]
★1あぶない刑事〈デカ〉リターンズ(1996/日)こんなシリーズが何で存在できたのだろうか。結局は映画ファンが許したから存在できたのだ。爆破を企む集団を刑事が追うといったストーリー性に文句が言いたいのではない。この作品が映画であるための理由を見出せない。[投票]
★3阿修羅のごとく(2003/日)役者の交わり具合や浮かび上がらせ方が非常に上手。センスも良い。かといってゴリ押し、ニオイまくりの演出ではない。森田監督って本当に器用な監督だと認識できる一作。「ハル」ほど器用さが全開ではないけれど。[投票]
★1あげまん(1990/日)未だに理由がはっきり分からないのだが、他の伊丹監督作品と同様、この「あげまん」も内容(展開)がしつこい。しかも嫌なしつこさ。ロシア映画あたりだと、しつこさが逆に映画の深みを増したりするのだが、これは単にしつこい気がしてならない。[投票]
★4愛の亡霊(1978/日=仏)鳥肌ものの映像絵巻。全体的な完成度が高いのは「儀式」、映像だけでも楽しめちゃうのが「愛の亡霊」。[投票]
★3あ、春(1998/日)相米監督の作品群を自分なりに一言で表現すると“強靭”。得意の長回しがそう思わせるのかも知れないが、この作品もそんな強さを実感できる一本。ただ構成力、ひいては完成度は「お引越し」の方が上かな?、で3点。[投票]
★1赤と黒の情熱(1992/日)「十三人の刺客」と同じ監督とは思えない。「ウォータームーン」もまた然り。[投票]
★2赤い橋の下のぬるい水(2001/日)水が床に溜まったり、凄い勢いで噴出したりと、水の在り方が非常に興味深い。この水の行方が、この作品を彩る一種の華。特に水が橋下の川へ(海へ)流れ出るカメラアイは、さすが今村監督。[投票]
★3愛を乞うひと(1998/日)物語性に大きく依存せざるをえない点がイマイチだけど、各カット共に光線の捉え方が優れた作品。どんな映画も光の具合や照明にこだわって作られるけど、この作品は物語の起伏とは裏腹に、光を上手に処理することで映像的な安定感を確保。良作といえる。[投票]