[コメント] 禁断の惑星(1956/米)
面白い設定だと思うのだが、どうもこの映画の登場人物に心を動かされない。厳密に言えば、人間味を感じて心を動かされたのは、ロボットのロビーだけだった。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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SF映画に割とありがちなのだが、この作品も、惑星の仕組みや謎などの解説が博士の台詞でクドクドと説明される。博士が観客にとってのガイドと化しているように見える。私が見たい、心のドラマ部分が見えてこない。
部下が女の子にキスして怒ったくせに翌日は自分がキスしてる船長と、好きな男にミニスカートを注意されて翌日ロングドレスを着てたのにその次以降はまたミニスカートで登場する女の子との、どうしようもない程薄っぺらいラブロマンスも不愉快。
温かみを感じて心動かされたのは、ロボットのロビー、そして博士宅のお魚の玄関オブジェだけだった。
ところで、ロビーはその後登場する「R2−D2」や「C3−PO」などの先駆者なんだろうな。
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