[コメント] 左ききの拳銃(1958/米)
窓ガラスに書いた配置図がディゾルブして人の立ち位置に換わるカットだとかアーサー・ペンの処女作はなかなか才気走っている。メキシコへの憧憬等1960年代の西部劇へ繋がる素地もあるし、アーサー・ペンはもしかしたら「まともな西部劇作家」になれたかも知れない。しかしヒロインと脇役にもう少し存在感が欲しい。
(ゑぎ)
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