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[コメント] 東京暗黒街・竹の家(1955/米)

東京を舞台にしたアメリカ人ギャングの映画。勿論、描写はそこかしこに違和感有りだが、しかし瑣末なことがどうでもよくなる面白さ。アヴァンタイトルからラストカットまで見事にバイタリティ溢れる演出だ。
ゑぎ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







 ギャング団のボスを演じるバート・ライアンはいつもながらの渋い貫禄。彼の邸宅の装置も面白い。また、主人公カップル、ロバート・スタック山口淑子もいい雰囲気だ。そして、ラスト近くの真珠店強奪から屋上遊園地での銃撃戦へ繋ぐ強引な展開は全くサム・フラーらしいテンションの高揚。素晴らしい。

#街の魚売りの女に対して「仕事続けて」と云う日本人スタフの声が入っている。

#真珠店の主人役は『ブレード・ランナー』のスシマスターじゃないか。

(評価:★4)

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