麗子の多重人格ものと思わせておいて、全て春海の多重人格ものだったという落ち。

ただし、北川は記憶を失っているため途中までは完全に別人（別人格ではない）として描写されているため、鑑賞者が春海＝麗子（＝マリ）だと気づくことはまず不可能。

春海の携帯にじゃんじゃん麗子から電話かかってくるし。

レストランのウエイターもデザートを２人前持ってきてるし。

ほとんどのシーンで「別人」として描写しちゃってる。

この辺り、『シックスセンス』と比べるともう粗が目立ちすぎ。

あと、のっけから春海、母と公衆電話で話してますけど、あれ独り言？　１０円戻ってきてないですけど。

ズルっちゃズルだが、どっちも美人なので許す。