前置きして、全くジグソウの仕掛けるゲームは異常極まりない。もちろん肯定するはずない。まあこう言っておかないと殺人マニアかお前は！と勘違いされても悲しいので。

で、このジグソウとアマンダの関係が磐石ではなく、それを修復する最後のチャンスを「赦す」と言うキーワードを織り込んでスタートさせたゲーム。ラストの驚きは１はおろか２以下かもしれないが（なんとなく途中で読めた部分もあった）、そこにはジグソウ自身の信念と言うべき「生」への執着があった。それを愛弟子アマンダに託した訳だ。２までは凝りに凝った趣向の殺人ゲームだったが、何かこの３ではジグソウの諦観の念を受けた気がしてちょっと複雑な気持ちになってしまった。

個人的に３作目まで全く品質が低下してない。と思う。