[コメント] 日本沈没(1973/日)
2006年版を観てから再見! 日本映画が誇るトンでも博士・小林桂樹の田所が出なきゃね。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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東京に直下型地震が来たときにどれだけの被害者が出るかの予測が度々されているけど、最悪8千人の死者が出るとか、阪神・淡路大震災程度の甘っちょろい数値が出ている。360万人ですよ!360万人!それ位の危機感をお国の役人は2006年版ではなく、本作を見て意識を高めて欲しいんですよ。
この東京大地震は当時映画の30分は占めているほどの感覚があったのが、実際は15分。それ程密度の濃い時間を当時の自分は過ごしたわけです。
2006年版は「日本沈没をアメリカ人が提唱」ってだけで、田所博士の扱いが軽いわけ。日本沈没を予言するのは田所博士でないといかんのですよ。アメリカ人がまず発見して、調査で1年以内の沈没が判明する件は、何も直感とイマジネーションが無くったって出来るわけよ。
調査船の船上でD1計画のスタッフとともに・・・
田所「もう子供にもわかるじゃないか、日本を支えているつっかえ棒が無くなったら・・・」
中田「大きな地震でも起きるのでしょうか?」
田所「地震も来るだろう、だがそれは付随的なもので、
最悪の場合・・・最悪の場合には・・・
日本列島の大部分は海に沈んでしまう。」
ゴゴゴゴゴ〜
「関東地方に大規模な地震が発生しました!!」
この間とタイミング・・・絶妙です。
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