ブリジット・ジョーンズでは何十キロも太ったレニー・ゼルウィガーが、キャサリンに「甘いもの控えろ」というのには笑った。折角やせたのに又太らなくてはならないという理由でブリジットの続編の出演に渋った（結局承諾したらしい）のもうなずける。

キャサリンはアクがもっと濃いほうが良かったと思う。仮にもショーガールで殺人者なんだし。あと、2人がラスト前ですんなり協力関係になってしまうのはどうも変。レニーとキャサリンはキャラ的には絶妙な組み合わせだけど、舞台で２人並んだときのコントラストは今一つだったかな。

個人的には、リチャード・ギアの地味な声質（ファンの方ごめんなさい）と、妙に豪華なショーは本作ではマイナスだったように思える。それに対して、ジョン・Ｃ・レイリーは、レニーを惹きたてるのにバッチリの声でしたね。特に殺人現場でジョンが自供する脇で謡うレニーの掛け合いはよかった。それにしてもジョン・Ｃ・レイリーっていつもあんな役ですね。