[コメント] 女経(1960/日)
第1話:耳を噛みたがる女「現代的」☆3.5/第2話:物を高く売りつける女「前衛的」☆4.5/第3話:恋を忘れていた女「古典的」☆4.0
「耳を噛みたがる女」☆3.5
ある意味では最も現代的で、今見ても全く違和感がない。そういう意味では若干の面白みに欠ける。若尾文子は非常にハマり役だけれども、それも面白みに欠ける要因かも。
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「物を高く売りつける女」☆4.5
この作品は前衛的で、今見ても吃驚仰天。時代の数歩先を行く感じが和田夏十らしい。自分で美人と言い切る山本富士子が説得力ありすぎて面白い。
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「恋を忘れていた女」☆4.0
今では少し使い古された感がある為、古典的に感じる。しかしここが走りかと思うと興味深く観られる。ラストの京マチ子が美しく、全編のラストとしても秀逸。
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09.02.02記(09.01.29DVD鑑賞)
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