[コメント] 蜘蛛女のキス(1985/米=ブラジル)
謎解きなど意外性の要素のない密室劇の単調さをウィリアム・ハートの艶やかな魅力と時折挿入されるモノクロの映像で救いつつ、二人の間に愛情が芽生える瞬間を違和感なく観客に受け入れさせる巧さがある。バレンティーノは政治犯という設定だが、そこに重点を置かずにあくまで寓話としての魅力で押し切ったことが成功の要因か。
(モモ★ラッチ)
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