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[コメント] カルラの歌(1996/英)

事情通ぶる訳じゃありませんが、当時から米の中米政策(中米だけじゃないけど…)に大変憤慨していた派なので、ローチさんよくぞ描いてくれましたって感じでした。もっと沢山の人に観てほしい映画です。
埴猪口

そう!そういう事がいいたかったんだよね〜

でもメッセージを伝えるって難しいと思う。イデオロギーが強すぎると映画としてバランスも取れないし、拒否反応もひき起こしてしまう。 ケン・ローチ監督は常に一貫したメッセージを送りつづける人だけど、時に少し頭でっかちになってしまう事もあると思う。そこが好き嫌いのわかれる所かもしれないですね。 でも私は彼の作品に常に心を打たれてきたし、ごまかしたりしない清い表現には頭が下がります。

この作品は前半、後半で描きかたも異なっているけど、バランスはとれていてドラマ性も失われていません。 泣いちゃうぐらい感情移入もしちゃいました。 男女の関係というのもローチ作品の中で、いちばんよく掘り下げられていたと思います。 ロバート・カーライルも最高でした! とにかく素晴らしい映画。90年代のローチ作品ではいちばん好きです。

(評価:★5)

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このコメントを気に入った人達 (6 人)ちわわ[*] G31[*] ルッコラ にくじゃが[*] kazby[*] ガブリエルアン・カットグラ

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