単なる焼きなおしが多いハリウッドジャッキーのアクションシーンに比べると彼らしい新アイディアが随所に見られ非常に嬉しい。内容はちょっとＶシネぽかったりするけどやはりここは世界のジャッキー、ひと味違うところを見せつけてくれる。

そして、つい出てくる度に「よっ！マヌケ」と声をかけたくなって仕方ない（参照『五福星』シリーズ）エリック・ツァンも久々に往年のマヌケ全開で嬉しくなってしまう。

確かに後半の怒濤のアクション（ボクシングに例えるなら左のリードパンチでジワジワ攻めながら最後に右のストレートをおもいっきりキメてしまうようなパターン）もいいけど、やはり特筆すべきはあの裸アクションだろう。今まで何度も見てきたジャッキーの裸だが、「今回もまた脱いだか・・・トホホ」という気持ちを一気に覆す動きと流れにシビれた。この部分はラストまで完璧！。これを待ってたんだと思わせてくれる爽快さがあった。

しかし自分で書いといて何だがコメントのタイトルがなんか凄くバカそうだ。でも本編のエリック・ツァンに免じて許してくらはい。