[コメント] 酔いどれ天使(1948/日)
志村喬の薬用アルコールの飲みっぷりがよい。テンポもよくて、ほどよく意地悪で、でもイキがっていてユーモラス。端役の一人ひとりまでソコハカとなく悲しいけど、おかしい。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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「じゃあ一杯だけ」でグラスを持ち上げると間髪入れずに次のシーン→でろんでろん。こんな四コマ漫画のようなキレのあるテンポが好きです。
以下、にわかミフネ・ファンの「若き日のミフネ鑑賞メモ」:見所はココだ!
● すげえ痛そうな手のひらの簡易手術(おそばにおつきしたい) ● ビョーキのくせに、診断でみせるのは、やたら立派なハダカ(戦後すぐとは思えないほど、立派で筋肉質で美しい背中。腹部はもちろん「6パック」) ● 畳の上での酔い崩れ(うつむいて、逆立った髪がなんともセクシー) ● ついつい、語尾が上ってしまう東北訛り
しかし、イチオシは:
● ダンス・ダンス・ダンス(!)
このミフネは、ロック・ミュージカルの先駆け。 『ロッキー・ホラー・ショー』のリフラフ、マイケル・ジャクソンの「スリラー」はこのミフネを真似したんだな(うそ)。
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