[コメント] 太陽はひとりぼっち(1962/伊)
中心地域の稠密感と郊外の人気(ひとけ)乏しさの描き分けが、復興途上中の国家に潜むねじれ感の表現として鮮烈。社会の回復と同時にきざし始めた過剰な未来期待と未来不安は我々日本人にも無縁ではなかったもの。この不安の影の下にある男と女の姿が切れ味よく撮られている。
(ジェリー)
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