[コメント] ミスティック・リバー(2003/米)
個のエゴが結像する自決主義の風景。どれだけそういった物を意識しているかによって評価は違う筈だが、イーストウッドの持つ変質性も許容する自由の先はここまで行き着くようになる筈で元来そこまで考えていた筈だけれどそれのみを明示した映画。
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最後のあのモラルすら超えた光景。あの一人ひとりの心情は特殊なので、(薄めたら世の中に該当するものもあるのかもしれないが)ちょっと解釈しきれず五つ星は止めた。でも特別な映画だと思う。
言うならばラース・フォン・トリアーは突き放しをこっちの心情をある程度計算する凄い固い解釈しかしない嫌な野郎だけれど、イーストウッドはこちらの気持ちなんか考えない。自分の考えるものを叩きつける。
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