[コメント] 長距離ランナーの孤独(1962/英)
英国労働者階級流モラトリアムの過ごし方。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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扉は開いているのに、もしかしたら「夢」に賭けられるかも知れないのに、いまはまだこのままでいたい、そのキモチ。ここで勝負にでたならば、それで勝負に負けたとしたら、おそらく回帰不可能。賢い選択ともいえるラストの「ニヤリ」。
反抗心といえるほどの反抗もない。ただ無為に時間が過ごせればそれでいいのだ。今のうちは。そんな瞬間の気分がうまく描かれていると思います。
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