[コメント] ポセイドン・アドベンチャー(1972/米)
映画としては、面白いが・・・
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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映画としての上手さはかなり面白い。手に汗握る興奮。その点では5点をあげてもいいと思うんだけど、思想としての不満が大きい。
主人公は、ただの神父であり船の専門家でもサバイバルの達人でも何でもない。それなのに、彼は他の人の言うことを聞かず、独断で行く先を決める。にもかかわらず、全ての選択が正しく、従わなかった者は次々に死んでいく。
これは、キリスト教の精神「信じる者は救われる」に他ならない。 逆を返せば「信じる者しか救わない」という意味で、神父の言うことを信じなかった者は、神にそむいたことになったのだろう。キリスト教を信じる者は、この映画はとても面白いんだろうなあ。
一種の宗教映画だね。
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