★3 | 希望が閉ざされた世界で自壊を望む女とそれに共振する男が出会う。工業地帯の澱んだ用水路でのたうつ雷魚のように世界から見捨てられ呼吸をしているだけ。そういう物語の隔絶感を長焦点レンズが随所で弥増させる。そして事後の存在を消去するかのような詠嘆。 (けにろん) | [投票(1)] |
★4 | 昭和が閉じる予感に溢れた64年という年は、確かに日本中を憂鬱な空気が覆っていた気がする。そして、死の記憶を引きずり土着と孤独を生きる女(佐倉萌)と男(伊藤猛)の腐臭あふれる黒い連鎖はバブルの狂騒を密かにくぐり抜け、今も存在し続けている。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] |
★4 | 腐臭放つ映像。社会に潜む遣る瀬無い悲劇。己が病んでいる為に交わるもの全てを蝕んでいく雷魚のような女。憂鬱になること間違いなし。 (hk) | [投票(1)] |
★4 | 暗い。 (うさっこ) | [投票] |
★4 | 静かで淡々としたはじまりだったのに、いつの間にかぐいぐい引き込まれていた。切なかった。2002.2.16 (cecil) | [投票] |
★3 | 「え、なんで俺が?」って感じですかね。そうそう、お前だよお前。 (レディ・スターダスト) | [投票] |
★4 | 医療用コルセットと黒い下着のヒロインが痛ましい。雷魚の使い方も効果的です。 (かふ) | [投票] |