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[コメント] 雷魚(1997/日)

希望が閉ざされた世界で自壊を望む女とそれに共振する男が出会う。工業地帯の澱んだ用水路でのたうつ雷魚のように世界から見捨てられ呼吸をしているだけ。そういう物語の隔絶感を長焦点レンズが随所で弥増させる。そして事後の存在を消去するかのような詠嘆。
(★3 けにろん)

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このコメントを気に入った人達 (1 人)ぽんしゅう[*]

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