[コメント] バベットの晩餐会(1987/デンマーク)
この作品に出てくる料理はとてもクラシカルな正統派のフレンチだそうです。今ではこういった料理を出すお店は少ないとか。
知り合いの高名なソムリエさんが仰ってました。
「あれこそが本当のフレンチですよ」
それならばと、飲み物に注目すると、アモンティリャード(シェリー)に始まり未亡人と言う名のシャンパンから赤ワイン・最後はコニャックへと。
最初はフィノシェリーでも良いんじゃないかな?とか思ったりもするけど、これはちゃんと料理やお酒に愛情を持っていないと作れない作品です。あくまでも手段としての料理の登場でしたが、こういうところを小手先で作ってしまうかどうかが、本物となんちゃって芸術作品との大きな違いになるのだと思います。
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