[コメント] 麗しのサブリナ(1954/米)
そうです。これはオードリーのための映画です。でも
そのせいで彼女の衣装や立ち姿がただのお飾りに見られちゃうのは、どうにももったいない。だって本当に綺麗だもん!!特にあのイブニングドレスでダンス会場に現れたときの姿ったら。(展示会で実物のドレスを見たけど、白と黒だったのが驚いた。てっきり素敵な色が付いてるんだと思ってた。そしておっそろしく細いウエストだった。やっぱり。)それを素直に楽しめないのはもったいない。 その影でハンフリー・ボガードが、オヤジとか冴えないとか言われるのも悲しい。だってこれは、『ローマの休日』でオスカーを獲った直後のオードリーの作品で、文字通り彼女のために用意されたような映画だから。 ボギーは彼の要素をきっちり提供して、彼女を立てている、ずっと受身の演技なんです。ボギーの本当の格好良さが観れる映画は他にいっぱいある。それに四回目で気づいて、彼を改めてすごいなあと思いました。(そして二回目に観たときは、「兄(ボギーの役)より弟(ウィリアム・ホールデン)のが良いヤツじゃん!」とも思った。) 脚本やボガードの魅力にはかけるけど、オードリーを楽しむ映画だから良い。(少なくともオードリー馬鹿のあたしには。)
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