[コメント] エスケープ・フロム・L.A.(1996/米)
役者根性を試しにかかるこのコスチューム劇はラッセルをナルシシズムに憩わせない。劇中で幾度も自己言及される彼の体のバランスの悪さは、ルームランナー、グライダー、津波を通じて罰ゲームのように絶えず実体化される。
この間の悪さにブシェーミのサヴァイヴ劇ががぶり寄る恵み深いカーペンター節。
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