[コメント] 許されざる者(1992/米)
イーストウッドから西部劇への、痛烈な一撃。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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かつて悪名を轟かせたアウトローが今では久しぶりに握る拳銃の腕前も衰え、馬に乗るにも四苦八苦するとは、まるで西部劇そのものの運命ではないか。
賞金を元手に西海岸で商売を始めて成功したというラストこそ、イーストウッドから西部劇への痛烈な一撃のように思える。
伝説のガンマン達の伝記を書いているライターが道化役で登場するように、この作品は西部を美化したかつての西部劇への、愛情たっぷりの、そして苦い回答でもある。
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