[コメント] 花腐し(2023/日) - 更新順 (1/1) -
荒井ならではの濃密な人間模様。雨が降り続き、モノが腐っていくそのさまを映像でずしんと極めてゆく。ずいぶん文学的な題材であることよ。荒井の脚本、演出が冴える。こんなのめり方、好きだなあ。まさに荒井ワールド。 [review] (セント) | [投票] | |
立ち退き話が一杯やりながらのぐだぐだ恋バナへと、まるで「兄弟」(笑)のように仲良くなってく2人のマッタリ感が結構心地よかった。前を見ろ振り向くな!ってのは痴漢の心情だと思ってるので(笑)、過去を顧みるのという事は弱さでもあるけど強みでもあるとオレは思う。まあでも酒とエロは逃げ場でもある、かな。どっちも好き(笑) (クワドラAS) | [投票] | |
鬱屈した現代はモノクローム、過去はカラーで描かれる。無彩色の雨が降りしきるなか穴倉に身を潜めるようにアパートの一室で、スナックの片隅で二人のアラフォー男の自省を込めた回想が続く。浮かび上がるのは青春の最終章で足掻く三人の若者の「起点」と「終点」。 [review] (ぽんしゅう) | [投票] |