学習を重ねることで進化していくＡＩというイメージとか、タブレットにどっぷりはまっり、それと同じ感覚でミーガンに依存していく子どもとか、現代の我々が最先端のＩＴ技術などにもっているイメージにそって、それを膨らませながらの脚本も秀逸だと思う。

だから観ていても、案外、似たようなことは既にどこかで起きているのではないかという気にさせる。

それに最後の方こそ『ターミネーター』を連想させたが、人工知能ものＳＦだからといって、世界とか人類とかみたいに大きな話にしなかったのもの好ましい。

ラストはちょっとひねって、続編も感じさせるけど、ミーガンにならもう一度、出会ってもいいかなと思うよ。（ちなみにＩＭＤＢで「M3GAN」を検索すると本作とともに「M3GAN　2.0」が2025年公開でヒットするから、既に続編が動き出しているようだね）